アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

母さんには助けられない詐欺被害も

2013年05月20日 | Weblog
 「母さん助けて詐欺」に決まった。警視庁が募集していた、「振り込め詐欺」の新たな名称の最優秀作品なんですがね。「振り込め」ではなく、手口が現金受け取り型に変化していることに伴う措置…。

 実に残念。なぜ残念かって?私的には、「サギノミクス」に決まればいいなあと、密かに期待していたものですから。
 「振り込め型」から、「現金受取型」に変わり、次にも新手口が出てくるでしょう。そうなると、「母さん助けて詐欺」に代わる名称が必要となる。「サギノミクス」なら、どんな手口になっても、名称を変更しなくてもよい。
 また、「振り込め型」と「現金型」のほかに「集金型」「家宅捜索型」「避難してください型」などが出現した場合、小さな「ッ」をいれて、「サギノミックス」とすればよい。大変便利です。

 AIJ投資顧問の事件…年金基金から委託された資産1458億円の大半を失った。「母さん助けて」の以前に、「母さんも」被害に遭ってしまいました。

 MRIインターナショナルの巨額資産消失疑惑…日本の顧客から預かった1300億円の多くがなくなった!「母さん助けて!」と言われても、母さんも助けようがない。

 AIJも、MRIも、凄い能力ですよ。私なら、1000円すら集められない。そのような能力を、「詐欺」という手段でしか発揮できない…全然、凄い能力ではなかったということか?

 もっと凄いのを思い出しましたよ。「豊田商事事件」。2000億円を集めましたから!豊田商事の時は、「母さん」はどうだったかって?気の毒に、老後の蓄えの全てを失ったお母さん方が沢山おられました…。

 こうして、過去の詐欺事例を見ると、「母さん助けて詐欺」という名称では行き詰まる!やはり、「サギノミクス」。これなら、1兆円までならカバー出来る。ん!?