「COVIT-19が収束をみたとしても、もう海外旅行へは行けないな」と、思っています。国際空港には、新型コロナウイルスが潜んでいると考えて間違いないでしょうから。これまで、40か国に満たないですが、旅行してきてよかった。どこの国がよかったかなど、ランキングはつけられませんが、少ないストレスで旅行できたのは、スエーデンでした。
スウェーデンは、福祉国家の模範。950万人の国民が、手厚い社会保障で豊かな生活と平等、社会生活を謳歌していました。
スウェーデンは、国土面積は、日本の約1.2倍(45万平方キロメートル)。広いです。隣町までガソリンがもつかと心配になるほど。町には広場がある。地から湧いたか、天から降ったか?いきなり私たち日本人家族が広場に出現したものですから見物人がどんどん増えて来ました。レンタカーでスエーデンを回る日本人は皆無に近いらしく、「日本人を初めて見た」という人も。少子高齢化ですから、80歳を過ぎていると思われる人が多く、真夏だというのに、がっちりとオーバーコートを着込んでおられたのが印象的でした。
レストランでは、「これって、何人分?」と確認しなければならないほどの分量の食事が出されました。「食事はたっぷりどうぞ」という…社会保障か?
女性たちが大きい!予想平均ですが、身長180cm、体重70kgってところでしょうか。堂々たる体躯。一様に、金髪。これも社会保障の賜か。なぜかって?金髪は関係ないけど、「たっぷり食べられ、ストレスが少ないから大きくなれる」と、思います。「金魚じゃないんだから」って?失礼いたしました。
スウェーデンは、国土面積は、日本の約1.2倍(45万平方キロメートル)。広いです。隣町までガソリンがもつかと心配になるほど。町には広場がある。地から湧いたか、天から降ったか?いきなり私たち日本人家族が広場に出現したものですから見物人がどんどん増えて来ました。レンタカーでスエーデンを回る日本人は皆無に近いらしく、「日本人を初めて見た」という人も。少子高齢化ですから、80歳を過ぎていると思われる人が多く、真夏だというのに、がっちりとオーバーコートを着込んでおられたのが印象的でした。
レストランでは、「これって、何人分?」と確認しなければならないほどの分量の食事が出されました。「食事はたっぷりどうぞ」という…社会保障か?
女性たちが大きい!予想平均ですが、身長180cm、体重70kgってところでしょうか。堂々たる体躯。一様に、金髪。これも社会保障の賜か。なぜかって?金髪は関係ないけど、「たっぷり食べられ、ストレスが少ないから大きくなれる」と、思います。「金魚じゃないんだから」って?失礼いたしました。
スウェーデンの「税と社会保障」は、「高負担・高福祉」。国税25%、地方税29%。それに年金負担の率を合わせると、64%。給与の64%を持って行かれる計算です。日本の1.5倍。いかにも高負担。
「それはひどい。日本のほうが暮らしやすいんじゃないか」って?ところが、スウェーデンの人々が、低負担の国へ亡命したという話はないっ!どうして?
これは、「考え方」です。日本の場合、お金持ちはさらにお金を儲けようとします。孫子の代までかかっても使い切れないだけのお金を持っている日本人は、数えきれません。「そんなにお金を持ってどーすんの?死んだら使えないんですよ」と、教えてあげたいが、聞く耳など持たないでしょう。
スウェーデンの人たちの場合、「今、暮らせるだけのお金があればよい。余分なお金はいらない。子育ても、教育も、病院も、老後も何の心配もない」。ですから、給料の36%(100%-64%=36%)で暮らせるならそれで何の不足もないというわけです。
「それはひどい。日本のほうが暮らしやすいんじゃないか」って?ところが、スウェーデンの人々が、低負担の国へ亡命したという話はないっ!どうして?
これは、「考え方」です。日本の場合、お金持ちはさらにお金を儲けようとします。孫子の代までかかっても使い切れないだけのお金を持っている日本人は、数えきれません。「そんなにお金を持ってどーすんの?死んだら使えないんですよ」と、教えてあげたいが、聞く耳など持たないでしょう。
スウェーデンの人たちの場合、「今、暮らせるだけのお金があればよい。余分なお金はいらない。子育ても、教育も、病院も、老後も何の心配もない」。ですから、給料の36%(100%-64%=36%)で暮らせるならそれで何の不足もないというわけです。
「今暮らせるだけのお金があればよい。余分なお金はいらない」、この考え方、素晴らしい。もちろん福祉が素晴らしいのですがね。ところが…この考えの延長上に、新型コロナウイルス対策も並べてしまった…。
スウェーデンは、あえて厳格な都市封鎖をせず、「集団免疫」の獲得を目指す独自路線を貫きました。この路線、「今暮らせるだけのお金があれば…」に共通するものですよね。「不便な思いをせずに集団免疫を獲得しよう。人口の60%以上が自然感染して抗体を得ることでウイルスに打ち勝つ」という。成功すれば、「さすがスエーデン、素晴らしい」と称えられるもの。
しかして、その結果はぁ…、人口約950万人の国で死者数は、5,000人を超えた。
スウェーデンは、あえて厳格な都市封鎖をせず、「集団免疫」の獲得を目指す独自路線を貫きました。この路線、「今暮らせるだけのお金があれば…」に共通するものですよね。「不便な思いをせずに集団免疫を獲得しよう。人口の60%以上が自然感染して抗体を得ることでウイルスに打ち勝つ」という。成功すれば、「さすがスエーデン、素晴らしい」と称えられるもの。
しかして、その結果はぁ…、人口約950万人の国で死者数は、5,000人を超えた。
フィンランド、ノルウェー、デンマークは、すでに互い国の旅行者の受け入れを再開していますが、各国ともスウェーデンを除外…。デンマークの首相などは、「スウェーデンとは置かれた状況が違い過ぎる」と。あらら、相手にしてもらえなくなってしまいました。
唯一の望みは集団免疫の獲得。ストックホルムの抗体保有率は7.3%。希望者を対象にした民間の検査でも14%。人口の60%以上には、ほど遠い・・・。
唯一の望みは集団免疫の獲得。ストックホルムの抗体保有率は7.3%。希望者を対象にした民間の検査でも14%。人口の60%以上には、ほど遠い・・・。
福祉国家の模範、スエーデンがこのようなことになってしまいました。私の中では、「素晴らしい国」であるスエーデン…。まだ、一縷の望みは捨ててはいないようで…。
「死亡率は高いが、第二、三波の攻撃を抑え、経済の打撃も軽減できるだろう。数カ月に及ぶ厳格な封鎖は人々の精神へのダメージが大きく、実行すべきでない」と。
そうかぁ、福祉国家としては、国民の「精神へのダメージを与えない」ことを採ったのか。命のダメージは、他の北欧諸国の10倍なんですが…。
「死亡率は高いが、第二、三波の攻撃を抑え、経済の打撃も軽減できるだろう。数カ月に及ぶ厳格な封鎖は人々の精神へのダメージが大きく、実行すべきでない」と。
そうかぁ、福祉国家としては、国民の「精神へのダメージを与えない」ことを採ったのか。命のダメージは、他の北欧諸国の10倍なんですが…。
封鎖していないということはぁ…、レストランでは、「これって、何人分?」と確認しなければならないほどの分量の食事が出されているのかなあ。