この夏、孫たちはだぁーれも遊びに来ないことになりました。「GoToトラベル」という国家の方針に背くあたり、困ったもんです。
どなたかの川柳に、「旅は道連れ世は自粛」ってのがありました。不謹慎とは思いながら、大笑いしてしまいましたよ。実に間の悪い、「GoToトラベル」です。
どなたかの川柳に、「旅は道連れ世は自粛」ってのがありました。不謹慎とは思いながら、大笑いしてしまいましたよ。実に間の悪い、「GoToトラベル」です。
この夏の「孫たち歓迎大作戦」の一つに、「鶴亀算」「植木算」「流水算」を教えてあげようと用意していたのですがねぇ。孫たちは、私が繰り出す「学校では習わないことを教える大作戦」に、いつも興味を持って食いついてきまして、今回も、算数のほかにもいろいろ用意していました。まあ、無駄にはなりません、冬休みに来てくれるかもしれませんので。
鶴亀算はぁ、古希を過ぎた人なら皆さん解っておられる。私は、小3の2人の孫たち(浦安市と、浜松市に住む2人とも男児)に考えさせようとしたのですがね。
「鶴と亀が合わせて8匹、足の数が合わせて26本であるとき、鶴と亀は何匹(何羽)いるか」という問題。(ただし、鶴の足は2本、亀の足は4本)
さあ、どう解くか?
1 全部を鶴とする。8羽全部が鶴であるとすると、足の数は全部で2×8=16。 全部がつるではないことが解ります。
2 26本の足があるというので、10本少ない。それで、鶴を一羽ずつ減らし、 亀を一匹ずつ増やしていく。亀を1匹増やすと、足は2本増える。
3 足を10本増やせばいいので、亀を5匹にすればよい。
2 答えは、鶴は3羽、亀は5匹。
小3なら解けると思います。達成感とともに、祖父への尊敬の念をも強くなる。ウフフ。
「鶴と亀が合わせて8匹、足の数が合わせて26本であるとき、鶴と亀は何匹(何羽)いるか」という問題。(ただし、鶴の足は2本、亀の足は4本)
さあ、どう解くか?
1 全部を鶴とする。8羽全部が鶴であるとすると、足の数は全部で2×8=16。 全部がつるではないことが解ります。
2 26本の足があるというので、10本少ない。それで、鶴を一羽ずつ減らし、 亀を一匹ずつ増やしていく。亀を1匹増やすと、足は2本増える。
3 足を10本増やせばいいので、亀を5匹にすればよい。
2 答えは、鶴は3羽、亀は5匹。
小3なら解けると思います。達成感とともに、祖父への尊敬の念をも強くなる。ウフフ。
植木算はぁ、小3でも解ると思いますが、時として大人でも「???」の方もおられます。例題を2問。
問題1 28本の木が5m間隔で植えられている並木道があります。木は道の両側 にあります。並木道の長さは、何mですか?…懐かしいでしょう!
問題2 周囲の長さが、200mの池の周りに木を植えることにした。5m間隔 で植える場合、木は何本必要ですか?
問題1の正解は、「65m」。問題2の正解は、「40本」。
問題1 28本の木が5m間隔で植えられている並木道があります。木は道の両側 にあります。並木道の長さは、何mですか?…懐かしいでしょう!
問題2 周囲の長さが、200mの池の周りに木を植えることにした。5m間隔 で植える場合、木は何本必要ですか?
問題1の正解は、「65m」。問題2の正解は、「40本」。
もはや耳にすることさえなくなりましたが、「流水算」というものがその昔ありました。
「船が川を上るのに時速20km、下るのに時速26kmで進みました。この船の静水時の速さと川の流れの速さを求めなさい」
流水算を知らない人は、様々なファクターを考えるから、「そんなこと正確に計算できるはずがないだろう!」と、おっしゃる。流水算のルールは、「特に断りがない限り、静水での船速・川の流速はそれぞれ一定であり、上りの船速がこれらの差、下りの船速がこれらの和になるものとして解く」…というわけで…「流水算」というと、なにやら面倒な計算のようですが、実は非常に簡単なもの。エヘヘ…。
例題の解答は…川の流れの速さ…「(26-20)÷2=3」で時速3km。
船の静水時の速さ…「20+3=23(または、26-3=23)」で、時速23km。あっけないほど、簡単。
「船が川を上るのに時速20km、下るのに時速26kmで進みました。この船の静水時の速さと川の流れの速さを求めなさい」
流水算を知らない人は、様々なファクターを考えるから、「そんなこと正確に計算できるはずがないだろう!」と、おっしゃる。流水算のルールは、「特に断りがない限り、静水での船速・川の流速はそれぞれ一定であり、上りの船速がこれらの差、下りの船速がこれらの和になるものとして解く」…というわけで…「流水算」というと、なにやら面倒な計算のようですが、実は非常に簡単なもの。エヘヘ…。
例題の解答は…川の流れの速さ…「(26-20)÷2=3」で時速3km。
船の静水時の速さ…「20+3=23(または、26-3=23)」で、時速23km。あっけないほど、簡単。
ほかに、「旅人算」ってのもありますね。向かい合って進む場合→「出会い算」。同じ方向に進む場合→「追いつき算」。好奇心旺盛な子は、食らいついてくるおもしろさです。
あと、「ねずみ算」というものもありまして…。
なぬ?「ねずみ算の公式を示せ」って?
フィールズ賞受賞者でも、「ねずみ算」の公式を示すことはできませんよ。なぜなら、一口に「ねずみ」といいましても、「ハツカネズミ」「マウス」「ラット」「トムとジェリー」「イエネズミ」「ドブネズミ」「トガリネズミ(はいはい、その通りです。トガリネズミは、『ネズミ目』ではなく、モグラやハリネズミの近縁ですね)」。 そして、「頭の黒いネズミ」…このネズミがもっとも計算が面倒。
なぬ?「ねずみ算の公式を示せ」って?
フィールズ賞受賞者でも、「ねずみ算」の公式を示すことはできませんよ。なぜなら、一口に「ねずみ」といいましても、「ハツカネズミ」「マウス」「ラット」「トムとジェリー」「イエネズミ」「ドブネズミ」「トガリネズミ(はいはい、その通りです。トガリネズミは、『ネズミ目』ではなく、モグラやハリネズミの近縁ですね)」。 そして、「頭の黒いネズミ」…このネズミがもっとも計算が面倒。