北海道の高速道路、よく通行止めになります。理由は「動物が侵入したため」。ほとんどが「鹿」。たま~に、「熊(北海道は、ひぐま)」。兎、狐、狸の侵入で高速道路が止まったという話は聞いたことがない。鹿にぶつかると、車どころか人も危ないけど、小動物なら蹴散らせるてことね。
一般道にももちろん、鹿、熊、兎、狐、狸は出てきます。私は、熊以外には遭遇しております。兎など、道を逸れて逃げると良いのに、道なりに逃げるものですから、こちらが追いかけていじめているようでちょっと困ります。
なぬ?「どんな田舎に住んでいるんだ」って?
1 我が家の縁の下にイタチが住みつこうとしたことがありました。
2 我が家の周囲が狐の(餌探しの)パトロールコースになっています。
3 交通信号は、あります。電話は、「糸電話」ではありません。
1 我が家の縁の下にイタチが住みつこうとしたことがありました。
2 我が家の周囲が狐の(餌探しの)パトロールコースになっています。
3 交通信号は、あります。電話は、「糸電話」ではありません。
なぬ?「前置きでそれとなく『兎』と『逸』を出したな」って?ハイハイ、見え見えですね。
「逸」という漢字を教える時の国語の先生の決まり文句…捕らえようとした兎(ウサギ)が逃げて「逸」という字になった。もっともその前に、「しんにょう」の意味を教えておかなければ、「兎が逃げて逸」と説明したところで何のことやら分からないけどね。
「逸」という漢字を教える時の国語の先生の決まり文句…捕らえようとした兎(ウサギ)が逃げて「逸」という字になった。もっともその前に、「しんにょう」の意味を教えておかなければ、「兎が逃げて逸」と説明したところで何のことやら分からないけどね。
何度か書きましたが、子どもの時分の冬の楽しみは、「カケス捕り」と、「兎捕り」でした。カケスは肉が少ないので、食用にせず、飼って楽しみました。九官鳥のように、声マネ、音マネをします。
兎はもちろん食用。もっとも、仕掛けたワナを見に行って、「おっ!かかってるぞ!」となったときは、大半はすでに死んでいます。死んだ兎は飼いようがない。ワナの近くまで足跡はあるのですが、なぜか罠にかかってくれないケースが多い。ワナを察知され逃げられてしまう…正しく「逸」。
兎はもちろん食用。もっとも、仕掛けたワナを見に行って、「おっ!かかってるぞ!」となったときは、大半はすでに死んでいます。死んだ兎は飼いようがない。ワナの近くまで足跡はあるのですが、なぜか罠にかかってくれないケースが多い。ワナを察知され逃げられてしまう…正しく「逸」。
逸材、逸足、逸品、逸楽、逸話、散逸、秀逸…みな、兎に関係がある。兎ではなく、狐でも、狸でもよかったんじゃないかって?無理無理。兎でなければつじつまが合わない。日本人にとって、最も身近な動物だったからです。
古事記に、狸が出てきますかぁ?!狸も狐も出てきませんよね。兎なら出てきます。「因幡の白兎」などは、古事記の代表的な話です。「因幡の白兎」は、フィリピンの古い話が起源です。そのころの日本とフィリピンの交流…楽しかったでしょうねぇ…。
逃げた兎は、「逸」。なぬ?「では、捕まえた兎はどうなるんだ」って?
捕まえたら(生きている場合)どうしますか?囲いへ入れます。囲いをあらわすのは、「冂(けい)」。冂の中へ兎を入れます。できあがる漢字は、「冤」。冤罪は、「囲いに閉じこめられて動けない。(本当は潔白でも)ウソの自白をして、なんとか囲いから出たい」…冤罪一丁上がり!
捕まえたら(生きている場合)どうしますか?囲いへ入れます。囲いをあらわすのは、「冂(けい)」。冂の中へ兎を入れます。できあがる漢字は、「冤」。冤罪は、「囲いに閉じこめられて動けない。(本当は潔白でも)ウソの自白をして、なんとか囲いから出たい」…冤罪一丁上がり!
兎は、月にも住んでいるし(ボケですから)、古事記にも登場する。兎に角(「とにかく」も、漢字を使うとこうなる)、日本人に最も身近な動物は、「兎」ということで…(どういう締めじゃっ?!)