サンマはロシアへ帰った…のかも

　日本に、ロシア人が目立つようになってきました。なぬ？「ロシア人が日本に来ているなんて聞いたことがない」って？そういう方は、「ＹＯＵは何しに日本へ」を､観てください。
　ロシアを旅行し、ロシア人の素晴らしさに感嘆さえしましたねぇ。黄色人種の私たちにも、「人なつっこくて優しい本領」を発揮してくれる。コロナ禍が落ち着いて、ロシアへ行かれる方は、「個人行動」をお勧めします。道行く人が皆、「親切すぎるガイドさん」です。一人に話しかけると、我も我もと人だかりができてしまいます。皆さん、突如出現した日本人（私だよ）とお話がしたいのです（英語でOK。ロシアの義務教育～１年生から１１年生～では学習指導要領というものがなく､学校独自のカリキュラムが組めるのです。英語を重視する学校が増えてきています）。ロシア、ウリャー！
　で、ロシア、「隣国」ということもあったからでしょうが、いつ頃からは分かりませんが漁業関係はじめ日本語に影響を与えてくれていたんですねえ！

　よく、物知りの人が、「筋子とイクラの違いは？」と、問いかけてくることがあります。「筋子」は、日本語。で、「イクラ」は、ロシア語。ただし、ロシア語では、「魚卵全般」がイクラです。だから、「数の子」も、イクラです。鮭の卵に特化したものではないのです。物知りの人って、「かたまりが筋子で、パラパラほぐれているのがイクラ」という認識だったりしますがね。

　われわれ日本人が、日常的に使っている「インテリ」「ノルマ」「アジト」「セイウチ」もロシア語。セイウチは、「ボートごと人を襲ったりします」から怖いですよ（「極夜行」に載っています）

　鰯（イワシ）は、ロシア語では「イヴァーシー」です。ロシア人が、「イヴァーシー」と言っていたので日本人が、「イワーシ」と聞き取り「鰯」とした。または、その逆かもしれませんがね。
　秋刀魚（サンマ）は、ロシア語では、「サイラ」。サンマとサイラは似ていないだろうって？西日本では、サンマのことを「サイラ」と言いました。今は、「サイラ」と言う人はほとんどいない。つまり…サイラは、ロシアへ帰ってしまいそう。だから、日本ではサイラ（サンマ）が不漁なんですかね。

　日本人とロシア人、仲良かった過去があったことが分かります。これから、どんどん仲良くすればいいのにね。ザギトワちゃんなど、日本が大好きだもんね。日本人の感覚として「ロシア殺し屋恐ロシア」なんですが、それは、「ＫＧＢ」だけですね！なぬ？「ＫＧＢは３０年前に解散した」って？大変失礼いたしました。まだ､プーチンさんが健在なもんでつい…。
　ロシア国民は、いい人が凄く多いと思います。
　…いい人！ひよこさんから、私どもの結婚記念日に際し、「Happy Anniversary ！」と！涙腺崩壊寸前でした…。