アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

刑務所の介護施設化…

2024年11月12日 | Weblog
    日本の刑務所が抱える課題として「高齢化」と「処遇改善」の問題があるそうです。
 我が家に至近の、府中刑務所では、約2割、300人が高齢の受刑者。日本人受刑者の最高は95歳だという。受刑者約1500人のうち、約7割が精神疾患または身体疾患により医療上の配慮を要するのだと。これって、笑い事じゃないですよね!
 刑務所が、病院化、介護施設化の様相を呈してきている様子ですね。

 受刑者分類規程なるものがありまして、「A級刑務所」「B級刑務所」・・・日本の刑務所なのに、なぜアルファベッドを使うのか分かりませんがね。「あ級刑務所」「い級刑務所」・・・じゃあ、威厳がないからなのかなあ?

「囚人がどの刑務所に入るかは、収容分類に応じて決められる」のだそう。
 収容分類は、A級、 B級、 F級、 I級、 J級、 L級、LB級、 Y級、 M級、 P級、 W級・・・。という呼び名がついている。
 予測がつくのは…
 A級→犯罪傾向の進んでいない者(初犯など)の刑務所。
 B級→犯罪傾向の進んでいる者(累犯、暴力団など)。

 そのほかは、英単語の頭文字。
 J級→juniorで、少年刑務所
 L級→longで、刑期の長い囚人用
 W級→womenで、女子刑務所
 F級→foreignerで、日本人と異なる処遇が必要な外国人用。
 I級→Imprisonmentで、禁固刑受刑者。2025年から、禁固刑と懲役刑は一本化され、「拘禁刑」となるのだそう。無駄な知識ですね。
 Y級→youngで、26歳未満の成人。
 M級→「精神障害者」なのだそう。mental patientのM。

 ここまで来ると、P級はphysically handicapped personかなと思いますよね。その通り、身体障害者用の刑務所でした。
 つ、つまり、私を受け入れてくれる刑務所も、あったのですね!喜ぶところじゃありませんね。なお、犯罪はしませんから!ホワイトバイトもしません。

 LB級は、どうゆう収容分類だって?どうやら、L級(刑期8年以上)で、B級(犯罪傾向の進んでいるの者)の刑務所ということになりますかねぇ。ここに入る人って…かなり良くない人かと。

 ブラジルの刑務所では、「囚人が、本を1冊読むごとに服役期間を4日短縮する」という新たなプログラムを提案しているのだと。ブラジルらしい発想ですね。
 読みもしないのに、「読んだ!」というズルを防止するために、「文学、哲学書、科学書などを読み、小論文を作成する」という条件がついている。
 日本で、こういう試みが出来た場合、「R級刑務所」となるのでしょうか?readingのRですけど…。