アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

地球温暖化はウソ? 魚には異変がありますが?

2008年08月24日 | Weblog
 地球温暖化はウソ…?魚の異変はなぜ?

 長男の結婚式および披露宴、無事終了。24日薄暮、自宅へ無事帰着しました。 
 例年、9月20日前後に始まっていた、「鮭釣り」。なんと、今年はもう始まっている。1か月も早い。鮭の都合ではなく、海水温の関係。鮭は、海水温が低くなければ岸へ寄ってこない。だったら、温暖化じゃなくなったのか?違います。これも温暖化です。

 温室効果ガスは、異常気象をもたらすのです。日本の桜の開花は、この50年で5日早まった。紅葉は、15~16日遅くなった。リンゴは色づかない、トマトは腐る、ピーマンは日焼けする、キャベツは結球しない・・・。みかんは、東京が生産適地の北限ですが、2060年には秋田県まで北上するという計算があります。2100年には、北海道が「みかんの名産地」になっていますよ。
 地球全体で見たとき、サイクロンは例年の2倍の発生だそうです。海面上昇で、サトウキビ畑に海水が入ったところもあります。鉄道線路が、海水でボロボロになったところも。北極海の氷は、20年で、20%溶けた。と、いうことは…北極海は、そのうち普通の海になってしまう!グリーンランドの氷床は、1年に0.5mm溶けている。「完全に非常事態」ですよ。

 倉本聰さんの富良野自然塾では、「地球の温暖化」は、誤解を招くので、言い方を変えようという考えています。「高温化」とか「灼熱化」と呼ぶのがいいじゃないかと。
 
 今年の鮭は、1か月早いという異常現象ですが、暖流の魚が、寒流であるリマン海流に乗るようになってきているのです。
高知のトビウオの寿司、旨いですよね!司牡丹も…酒の話はともかく、トビウオは典型的な暖流の魚のはず。北限はどこだと思いますか?北海道の稚内沖ですよ。つまり、「トビウオ」は、日本近海どこでも獲れるようになってしまっています。そんなバカなって?実は、私が釣りました。誰も信じないだろうと思い、しっかりビデオに撮って証拠を残し、焼いて食べました。その後、漁師の人と話す機会がありトビウオについて尋ねたら、「えぺなりいる(訳:いっぱいいるよ!)ヘサキさ飛んでくー(訳:船の前を飛んでいくよー)」ということでした。別に珍しくなかったのです。北海道で、マグロも鯛も釣れます。というか、釣れるようになったのです。そりゃ良かったねじゃないんです。
海水温の上昇で、スケソウダラが深刻な状況になっています。産卵に適した水域が深くなってしまいます(鱈の仲間は、深海魚なのですよ)。漁ができる浅い海へは群れが来なくなってしまったのです。

 地球温暖化は、ウソだという説もあるんです。
● 北極圏の氷は溶けているものの、南極の氷は1978年から現在までの間に、8%増えている。
● アメリカの気象衛星が、世界の温度を最も正確に計っているが、測定値は、1999年以来、上下はあるものの、全体としての平均温度は横ばいである。
● 海洋温度の平均値は、2003年以来下がっている。
● 温暖化の一原因とされているメタンの量は、1990年以来増えていない。
● 世界の温暖化が叫ばれているのは、政治的意図があるからだ。我々は簡単に騙されないようにしなければならない。

 「温暖化はウソ論者」におうかがいしたいのですが、鮭、トビウオ、マグロ、鯛、スケソウダラ・・・について、明快に説明してくだされば信用します。

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