アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

誰ーれも回答できなかった入試問題?!

2012年06月20日 | Weblog
 この話知ってましたか?
 東京都文京区にある中高一貫の都立小石川中等教育学校の入学試験で、学校側が示した解答例に誤りがあったことが分かり、9人を追加合格とした…。

 今、何月?6月ですよ!それも中旬!追加合格という言葉が出てくる…んですか、6月中旬に!4月上旬なら、まだ許せますがね。

 中等教育学校って何だって?それは、自分で調べてください。中学校でも高校でもない学校です。
 都立小石川中等教育学校のなにが凄いか?「校歌」が凄いですよ。ちなみに一番の歌詞は…
 豐葦原の中原と拓きましけん日本武 
 尊のみいつ吾嬬路に 
 古りし歴史は二千年
 今將た仰ぐ帝城の 
 武藏の国ぞ大いなる

 これが延々と6番まで続くわけで…よほど頭がいい生徒でなければ校歌を暗記できないことがよく解ります。
 まだ、東大合格者は輩出していませんが、人気は凄いです。今春も80人の定員に、1,133人が応募。実際の受検者数は、1,047人。うち、158人が合格した。

 解答例に間違いがあったのは、立体パズルを解くなかで課題解決力をみる問題。
 どうして間違いが判明したか?これが一番情けない所なのですが…「進学塾に指摘されて、間違いが判明した…」。
 で、この問題、結果的に完全に解答できた受験生はいなかったという。あ、あのね、都立小石川中等教育学校には、なんの恨みもないけれど、1,047人の優秀な小学生が、誰一人完璧に回答できないような入試問題を出すなよなーっ!