アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

いちはやく!189!

2015年07月14日 | Weblog
 高齢者大学での講義…ほぼ準備出来ました。何しろ、60分の講義のために3か月間準備し続ける講師ですから!我ながら、「馬っ鹿みたい」とも思いますが、私の講義を聴くために命を60分間使ってくださる学生たちがいるわけですから、準備に何か月使っても十分すぎるということはないのです。

 で、「人権講座」という講義ですので、人権の話をするのですが…前段は、「人権侵害の実態」を話します。その中では、「女性の人権問題」「子どもの人権問題」「高齢者の人権問題」・・・などを画像を見てもらいながら話します…子どもの人権問題が…重いです。虐待で命を奪われる子どもたちの話もします。親からの暴行で死ぬ子どもたち、親の心中の道連れで死ぬ子どもたち…年間、およそ100人。

 どうしたら虐待をなくせるか?どうしたら親の心中の道連れにされないで済むか?そんな方法などありません。
 で、学生諸君には、「189」をお教えしようと考えております。なんだそれって?
 「あの子、もしかしたら虐待を受けているのかしら…」「子育てがつらくて、つい子どもにあたってしまう…」「近くに、子育てに悩んでいる人がいる…」そんな時にお電話を!電話番号はこれまでの10桁の番号でもよいですが、迅速が命ですから、「189番へ!」…というアレです。
 例えば、子どもの人権110番は、フリーダイヤル0120-007-110です。虐待の場合は大急ぎで通報しなければなりませんから、10桁では長すぎるので、いち早く、「189」。「いちはやく→189」

 悪質商法などについて相談できる消費者ホットラインは、今月から、「188」なんです。消費者ホットラインが188で、虐待が189…1番違いってドユコト?と思いました。理由というか語呂合わせは…悪質商法については、「いやや!」ってことで「188」なんだそうで?どうして関西弁なんでしょうかね?
 悪質商法だって、「いちはやく」ですよね。虐待も「いやや」ですよ。そこんとこはっきり区別を…もう遅いですね、始まっちゃってるんですから。評価できるのは、「電話番号の短縮化」ですね。

 189も、188も、110も、118も、119も使う機会がないのが一番いいのですが…。118は何の番号かって?船で海へ出て緊急事態が生じたときの…いわば、海の110番です。何しろ私は船舶の免許も持っているものですから。
 人権講座が好評だったら、「沈没寸前体験講座」もやらせてもらおうかな。あのときは大変でしたよ!泥舟に乗ったタヌキの気分でした。媼を杵で撲殺したのかって?あ、あのね!カチカチ山のタヌキじゃないんだから!