アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

昨夜食べたものなーんだ?

2016年08月03日 | Weblog
 暑い日が続いています。我が家の昼食は、「ソーメン」「冷や麦」「冷やし中華」「盛りそば」をローテーションしています。ランチであっても、デザートは欠かしません。砂漠かって?そういう古めかしいツッコミは…まあ、いいですけどね。我が家の場合、デザートは、「スイカ」「アイスクリーム」「ショートケーキ(プリンを含む)」などです。

 と、ところが・・・「麺&果物は、二重の危険性!夏太りが認知症の引き金に!」という、とんでもない記事を発見!我が家の昼食は、「夏太り」&「認知症」の引き金になるという。この食生活8年半も続けているんですよ!道理で、認知症になるはずです。早く言ってよねーっ!

 しかし、BUT!懐疑主義委員会の委員長のような私ですから、我が家の定番、「麺&果物」を否定されて黙っちゃいられない。
 どんな主義の委員会かって?簡単に言いますと、「ドクサを排除し、ドグマを明らかにしようとする立場」。えっ!懐かしい?そうだよねえぇ!現代社会では、「ドクサもドグマもなーんも関係ない」。それこそがドクサだろうって?まあ、固いこと言わないで。

 「麺&果物」が認知症に繋がるという主張の内容は?嘘か本当か?こういう話は決まって、「医学博士が・・・」と、いう箔付けをしている。
 案の定、医学博士さんがおっしゃるには・・・
英国のオックスフォード大学での研究では…(出ました!虎の威を借る狐!信憑性ゼロ!)…12年間通院していた患者を調査したという。肥満と判定された45万人の患者・・・30歳代で肥満と診断された人は、認知症の発症リスクが一番上昇することが明らかになった!

 だから30歳代で太っちゃいけない。ところが、夏、本番。汗だくになる夏はやせると思っている平民どもは、「麺&果物」のバカ喰い!「夏太り」の極致!
 「夏太り→肥満→認知症」・・・本物の医学博士なのか、いい加減なライターなのかは知りませんが、御説については分かりました。

 ただぁ…我が家はカミサンも含めて、「麺&果物」で、全然太らないんです。逆に、痩せる一方なのです。思い当たる点ですか?「運動」ですがね。
 えっ?「8年半、麺&果物で認知症になった」んじゃなかったのかって?年齢相応の認知症で、「麺&果物」のせいだとは思いませんがね。だって、肥満体じゃないもの!
 なぬぅ?昨夜食べたものなーんだって?今朝食べたものすらすぐさま言えないのに、昨日食べたものなど記憶しているわけないでしょ!
 今日のランチは、「冷やし中華と水羊羹」にしよっと!

小池百合子さん 日本人の心に訴えた!

2016年08月01日 | Weblog
先出しが、後出しじゃんけんに勝った!と、いうことは、後出しの増田さんも鳥越さんも、じゃんけんの意味が解っていなかった!?
 7月31日午後8時になった途端に、「初の女性東京都知事誕生」のニュースですから!開票ゼロで当選確実が出された。小池百合子は、強かった!(薄毛で悩んでいる私としては、小池さんは、『濃い毛』なので応援してましたが。都政に、『薄毛対策』も盛り込んでいただきたいもの)

 では、どうして小池さんは増田さんに100万票以上の大差をつけて当選できたか?
 よく出されるジョーク・・・船が沈みそうなので誰かが海に飛び込まなければならないとなった。
 米国人になら、「飛び込みなさい。ヒーローになりたくないのか!」
 英国人には、「あなたこそ紳士です!」
 日本人には、「みんな、飛び込みますよ!」

 米国のトランプ旋風…トランプさんがヒーローになっています。飛び込んじゃってますから!でも、ヒーローが勝つとは限らないところが世の中ってモノ。小池さんは、選挙戦では、ヒロイン性を捨てていました。状況把握が卓越していました。
 英国の紳士の皆様は、国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱を決めた。離脱派が、「離脱です!あなたこそ紳士です!」というキャンペーンを…それはなかったでしょうが、紳士の皆さんは、「よく分からんが、離脱ってカッコイイジャン!」という程度のノリだったらしい。
 破綻しかけた国英国が、EUから抜けて、ど、どうやって、生きてゆくの?!そもそもEUは、チャーチルが「欧州統合運動」を組織して会長に就いたところから始まったモノ。「紳士だから、英国だけでやっていける」という、根拠がない意気込みだけで離脱はないのです。

 さて、小池さん。先出しじゃんけんでも勝てるという…これまでの常識を覆してくれたわけですが…。そのワケは・・・
 小池百合子さんは、自民党の推薦依頼を取り下げました。無謀とも見えた、自分の力だけで当選しようとしたわけです。あれが、「(みんな飛び込みますよ…の)飛び込み勧誘」でしょう。小池さんの選挙演説からは、「全てのハシゴを外されて飛び込んでしまいましたぁ!皆さんも、飛び込みましょう!」というメッセージが感じられました。日本人なら、「そうか、みんな飛び込むなら自分もとびこんでおくかな」「よく分からんが、支持母体なしで戦うのってカッコイイジャン!」と…まんまと、日本人の、「みんなが…」を利用する作戦が的中したわけです。

 危惧は、飛び込んだ、「みんな」を救助してくれるかどうか?まっ、手のひら返しはないでしょうけどね。小池さん、おもしろさで、増田さん、鳥越さんを遥かに凌ぐ。あと、リオで、オリンピック旗を受け取るにあたり、「絵」になるのは、増田さん、鳥越さんより小池さんかな。えっ?小池さんシワが目立つって?大丈夫、遠くからなら分かりませんから。