おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

美しさ

2020-01-07 20:07:00 | おやつ堂 のあ
お久しぶりに
「森へ行こう(心とからだと子育てと)」
さんのブログを訪問しました。


私は、子どもの心とからだの育ちには「美しいものとの出会い」が絶対的に必要だと考えています。

 その「美しいもの」にも色々とあります、満開の桜、新緑の山、夕日や朝焼け、野の花や、木々の木漏れ日、小鳥の鳴き声、太陽にキラキラする水面、蝶や昆虫などの造形なども美しいです。
 というか、よく見ると「自然」はみんな美しいです。大根もキューリも、足下の小石もみんな美しいです。家の中にも「美しいもの」はいっぱいあります。

 「自然」だけではありません。「声や仕草の美しさ」もあります。「子どもの笑顔」も美しいです。私たちの周りは「美しいもの」に満たされています。

 そして、その美しさに気付いた人は「幸せ」を感じることが出来ます。なぜなら、「幸せ」を感じるのは、「美しいものに気付く心」だからです。

「何かを得ることで感じる幸せ」は一時的なものに過ぎませんが、「美しいものに気付く心がもたらしてくれる幸せ」は継続的なものなんです。

 「子どもの笑顔」の美しさを感じることが出来る人は、「幸せ」を感じることが出来る人でもあるのです。逆に言えば、「美しいものに気付く心」を持っていない人は「すでに自分が持っている幸せ」にも気付きにくいのです。

 それが子ども達にとって「美しいものとの出会い」が必要な理由でもあります。

 私たちは「必要なもの」には目を向けます。「困ったこと」や「役に立つこと」にも目を向けます。「欲望」や「利害」につながるものにも目を向けます。「刺激」や「自己主張」が強いものにも目を向けます。
「豊かさ」や「簡単便利」を求める人も、安全や安心ばかりを求める人も多いです。

 でも、目立たないもの、価値がないもの、刺激が弱いもの、自己主張しないもの、損得や利害に関係しないものにはあまり目を向けません。というかそういうものの存在にすら気付きません。

そのため、夕日が美しくても足を止めて見入っている人は滅多にいません。
足下の花が美しくてもしゃがみ込んで見ている人も、美しい小石が落ちていてもそれを拾って、手に取って見る人も滅多にいません。

また、実際には人や自然や世界と強くつながり、それらに支えられているのに「孤独」を感じたりもします。

「孤独」は「求めているものを得ることが出来ない時」に感じるものだからです。
2,3才までの子どもはお母さんの愛を感じることが出来ない時に孤独を感じます。
4,5才以降になると友達がいないと孤独を感じます。

話し相手が欲しい人は話し相手がいない時に孤独を感じます。

人とのつながりが欲しい人は、人とのつながりがない時に孤独を感じます。

自然とのつながりが欲しい人は、自然とのつながりがない時に孤独を感じます。

だから、その人が何を求めているのかで孤独の感じ方や内容は違います。孤独の形は人それぞれなんです。

逆に言うと、今孤独を感じている人でも「求めるもの」を変えれば、もしかしたら孤独も消えてしまうのかも知れません。

「持っていないもの」に意識を受けるのではなく、「もうすでに持っているもの」に意識を向けることで孤独が消えてしまうこともあり得るのです。

「孤独」も「幸せ」も自分の外側にあるのではなく、自分の心が創り出しているものだからです。



以前富山市内への納品の帰りに
ちょうど帰宅ラッシュと重なりました。
その日は満月で
山の頂から大きな光がさしていて
と思っていたら
みるみるとお月様が顔を出してきました。
止まりたいけど
前にも後ろにも車で
どこに逃げていいのか😅
あわわっしているうちに
お月様は山の上に。

こんな景色がみれるなんて
みんな立ち止まって見ようよ!なんて
思ったりしましたが😅

もちろん月は満月でなくても
十分美しいです。
美しいと感じるには
たぶん
目にみえるものの判断だけではなく
生命のエネルギーを感じる
そのものの波動を感じ取れるから
かもしれません。

そして
それを感じ取るには
感覚が研ぎ澄まされていること。
鈍感になってたら
感じ取ることも気付くことさえ、
出来ないかもしれません。

ではどうしたら磨かれるか?

意識して目にする
意識して触れる
意識して澄ませる
意識して嗅ぐ
意識して味わう

そう五感に意識することです。

時々見かけるのですが
まぁ私もやってしまうのですが
食べながら携帯触るとか
食べ物に対しての感謝がないですよね。
ながらは感覚を麻痺させる行為かもしれませんね。











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