暮らしの発酵通信が届きました。
この中に
とても印象的なページがありました。
江戸時代から続く窯元「土楽」8代目当主の福森道歩さんのインタビューです。
福森さんは陶芸家であり料理家なんだそうです。
4人姉妹の末っ子で最初は料理人を目指していたそうです。
それが調理学校でエビを締める時に、エビのビクビクっていう動きが雷のようにご自身の腕に走ったそうです。
そうしたら、急に生きたものをさばくことが怖くなったとか。
卒業後、京都の寺に入り、肉も魚も使わない精進料理を通し、また、禅の教えを通して命との向き合い方の答えを見つけたようです。
「そもそも人間は、他の命をいただいて生きている。生きるためには、自分が命をいただくことを許されるような生き方をしないといけない」
命をいただくことを許される生き方
それはどんな生き方でしょうか
生きるとはどんなことでしょうか
随分前に読んだ本には
頂いた命を生かす生き方をする
ような事が書かれてありました。
命は
自分の命を繋ぐだけのものではなく
捧げてくれた命をも生かすこと
どんな風に生きるのか
何を想って生きるのか
その答えを持っている人は
自分を尊重し生きている人
それから
土を触り始めた頃は、外見ばかり気にするんですよね。中をしっかり作っていれば、外見は後からついてくる。『中が大事やで』と若い人たちにはいつも言っています。
人間も一緒ですよね。自分自身の芯を持っていれば、世の中の情報に右往左往しないし、はみ出るのが面白いと思える。外見よりも中身が大事だし。どんな形にもなれるんだけど、思った形には簡単になれないとか、想像以上の素晴らしい形ができるとか、自由なんだけど自由にならない、そこが面白いですよね。土も人間も。」
あー、グサっ😅
中が汚いと言われるんだよね、ロクロ。
精進します。。。
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