ビッグスワンに集まる新潟在住のアルビサポの皆さんにしても、県外以外に住んでいらっしゃるアルビサポの皆さんにしても、若いサポの皆さんにしても、ボクらのような結構年輩のサポの皆さんにしても、それぞれのサポーター及びその家族には固有の応援スタイルがあって当然ですよね。
特に夫婦サポや家族サポにとって、「子どもの存在」っていうのはけっこう大きいです。ボクの知り合いの中にも「子どもが小さいうちは一緒にビッグスワンに来ていたんだけど、スポーツ少年団や部活などが始まって子どもは来なくなっちゃった」ってケースもあるし、「子どもが中学生や高校生になってますます親子でアルビに夢中」ってケースもあります。夫婦でアルビに夢中だったけど、子供が生まれてから奥さんの方は子育てでそれどころじゃないってケースもありますよね
僕ら夫婦がアルビレックスにのめり込み始めたのは、下の娘が高校に入学した年でした(今から3年半前)。わが家の娘の場合、高校生になると親と一緒に行動するなんてほとんどなくなって、自分の世界(友達や部活)で過ごすようになりました。子育てが一区切りついて、「休日に気がついたら女房と二人」ってことが結構あって「ビッグスワンにでも行ってみるか?」って気まぐれで思いついたのが、ビッグスワンに足を運んだきっかけでした。まさかこれほど夫婦でアルビレックスにのめり込むことになるとはね。われながらビックリです。
その後、娘はまったくアルビレックスに興味がなかったのかというとそうでもなくて(クラスにサッカー部のカッコイイ男子がいて話のきっかけが欲しかったこともあったようですが)、女房が仕事でビッグスワンに行けない時なんか、シーズンパスでボクと一緒に見入ったりすることもありました。結局、娘が高校時代には3回ビッグスワンに行きました。ボクと2人で2回、女房も一緒に3人で1回。「雨のガンバ大阪戦。桑原の初ゴール。(だったかな?)」が確か3人で見たゲームでしたね。ちなみに娘が高校時代に見たビッグスワンのゲームはアルビの3連勝でした。
まぁ、そんなこんなで娘の高校生活は終わって、今年の4月から東京での生活が始まりました。娘の上京にあたり、女房と相談して「できるだけ東京近郊のアウェイゲームは参戦し、娘を誘おう」ってことにしました。もっとも土曜日も学校の講義があるし、サークル活動やバイトも忙しいみたいなので、全部ってわけにはいかないだろうって覚悟はしてましたけどね。
それで今年は2回、4月7日の味スタ(FC東京戦)と11月18日の日産スタジアム(横浜FC戦)で、僕ら夫婦と娘は待ち合わせをしてアルビレックスを応援したわけであります。最初は「仕送りしてもらってるし仕方なく親につき合っているのかな?」と思っていたのですが、娘も結構楽しんでいるようです。横浜FC戦のゲーム後には「来年もまた来るからユニフォームは1枚私が持っているね」とそのまま持って帰っちゃいましたしね。話を聞くと、やはり「新潟県人のアイデンティティー」としてアルビレックスの存在があるみたいですね。そういえばボクが大学生の頃もそうでした。別に政治に興味があったわけでもないのに逮捕された田中角栄をかばってみたりしてね。やっぱ「アイシテルニイガタ」のDNAですかね?
それにうちの娘、今年も結局味スタでも日産スタジアムでも勝っていますからね。「わーい!私まだサッカー見に来て負けたことない!5連勝!」ってまるで自分が勝利の女神のような気でいるのであります。
そういうわけで、来年もFC東京、東京ヴェルディ、横浜FM、川崎フロンターレ、浦和レッズ、大宮アルディージャ、ジェフ千葉あたりとの対戦を軸に、娘と一緒の観戦を企てている「わが家流のアルビレックスの楽しみ方」なのであります。
もちろんお父さんとしては、そのうちにどこかの「馬の骨」が一緒に観戦するシーンなども、複雑な気持ちで少し覚悟はしているのでありますよ。
今日の画像は日産スタジムでの八百娘と八百妻であります。はっはっは、可笑しいなぁ。口の形がまるで一緒。さすが親子だ。モザイクご免!