キリンカップのチリ戦。「貴章は出るかなぁ…」「岡田は貴章を使わないからなぁ…」と、貴章の出場に半信半疑の気持ちでテレビを見ておりました。そしたらなんと、早々にFWの岡崎が2得点。「これが貴章ならなぁ…」と思いながらも、代表ジャパンの活躍に拍手。
そしたら後半、その岡崎と交代で貴章が登場しました。まだまだ時間は20分もあります。いいぞ!岡田監督!ありがとね。
交代すると、いきなり貴章が見せてくれます。チリのDFを振り切ってドリブル!(そして転ぶ!)なんたって、アルビレックスの矢野貴章が青いジャパンの背番号12のユニを着て、国際Aマッチのゲームで躍動しているわけですから感動です。
こんなアップのシーンも頻繁にあって、嬉しい限り。晩ご飯を食べながら、ウチの女房は興奮してキャーキャー言ってましたよ。
今シーズンのアルビレックスではほとんどないワントップのポジションですが、積極的に相手にプレスをかけていくプレースタイルは、十分機能していたように感じました。積極果敢に前を向いていく姿勢で相手のファウルももらっていました。
いいねぇ。しびれるシーン。貴章!たくましいよ!
結果はチリにまさかの4-0勝利。完勝でしたね。貴章の最後の見せ場は、ロスタイムの生意気・本田のゴール(4点目)のアシストでしたね。まぁ正確にはアシストしたのは浦和のボクちゃんだけど、その前の貴章の動きでボクちゃんにボールが渡り、生意気・本田のゴールにつながったと思います。ちょっとそのシーンを見てみましょうかね?
貴章が長い足を一杯に延ばしてボールのコースを変えている?ん?届いていないかな?
おぉ!美しい!貴章の舞!まるで丹頂鶴のような美しさ。いやいや、アルビの選手だから「朱鷺の舞」と名付けよう!でもやっぱりボールには触っていないかな?
いえいえ、やっぱりきちんとボールに触ってますね、ここから浦和のボクちゃんにボールが行くわけです。ナイスプレーです。魅せてくれました。
最後にボクと女房で大笑いしたのは、ゲーム終了のホイッスルが鳴った後、選手が引き上げてくるシーンが画面に映ったんですが、貴章ったらちゃっかりチリの選手とユニフォームの交換をしているじゃありませんか?
「貴章から『交換して』って言ったのかね?」
「まぁ貴章ちゃんったら、そんな積極性がでてきたのかしら?」
「たぶん相手から言われたんじゃない?」
「でも交換してるのは貴章だけよ。なぜ貴章が?」
「たまたま近くにいたんじゃないか?」
「きっとチリの選手の目に『素晴らしいプレーヤー』って映ったのよ」
などなど、夫婦の会話が盛り上がったしだいでございます。
貴章が出場すると思うと、代表戦のテレビ観戦も盛り上がります。幸せなことです。岡田監督、次もよろしくお願いしますね。