やべっちFCでやべっちや前田アナと楽しそうに談笑する闘莉王を見ながら、「このヤロー」って思っていたのはボクだけではないでしょうね。「くそーっ!この落ち武者め!」とかって思っていたけど、だんだんトークに引き込まれて「闘莉王も素顔はナイスな青年だね」と思ってしまうあたり、やっぱりボクは人間が甘いようです(苦笑)
終了間際の闘莉王の一発ヘッドに沈められた一昨日のわがアルビ。冒頭の画像、その瞬間です。きれいにドフリーで決められています。でも、「あそこまで頑張ってデフェンスしていたのに、なぜ最後の最後に闘莉王をフリーにしたんだろうか?」って疑問は、ボクだけではなく多くのアルビサポが思っていたはず。いろいろなブログを覗いたりしていたら、「坪井のクレバーなプレーが、闘莉王と競るはずの千代反田を倒していた」ってことを知りました。
いや別に、だから「審判がどうのこうの」「浦和がどうのこうの」「坪井がどうのこうの」とごねる気はさらさらありません。ただ、真実が知りたかったので、昨日の「やべっちFC」からその瞬間の画像を引っ張ってみました。
冒頭の画像のちょっと前の状態がこれです。
闘莉王がボールに向かってジャンプしているのに、千代反田はジャンプしておらず、後ろ側に身体を反らせているのが(引っ張られている感じ)わかります。
さらに、この前の状況がこの画像です。
わかります?ここですよ。注目すべきはココ!マークを入れてみましょう。
千代反田の右手に、背中合わせの坪井の左手がしっかりと絡みついているわけです。闘莉王がフリーでヘディングシュートを打てた秘密はここにあったのですね。そしてこのプレーがロスタイムでの勝敗を決したのです。
なんとクレバーな坪井のプレー。このプレーをロスタイム残り数秒のあのワンチャンスの状況の中でやってのける、そして闘莉王の決勝ゴールを演出して勝ち点3をもぎ取る。これが「強さ」ってことなんですかね。
この失点。この坪井のプレー。アルビの選手たちもぼくらアルビサポも、しっかり脳裏に焼き付けておきましょう。いろいろな意味でね。