週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

浦和戦は魂のこもったゲームだった!

2009年05月03日 | アルビレックス新潟

89分、ロスタイムもほとんど終わりに近づいた時間帯でした。浦和サポにとっては「これ以上の幕切れはない」って感じで、セットプレーからの闘莉王のヘディングが決まり、アルビレックスはまたしても浦和に敗れ去りました。一週間前に同じ埼玉スタジアムで、大宮を相手に劇的な勝利をあげた再来はならず。「数的不利の中でせめて勝ち点1を」という思いも、祈るようなアルビサポの願いも叶いませんでした。順位も落ちて6位。ホームで2試合連続で勝ちきれず、勝ち点2を逃した広島戦と千葉戦。そして今回の勝ち点1に届かなかった浦和戦。マルシオの2枚のイエローカードによる退場。当然次節は出場停止。

現象だけを、結果だけを見れば、確かにネガティブな要因がここのところのアルビレックスには多いように感じます。「なんだよ~今年もここで減速か?」とか「最後まで持ちこたえることができないなんて気力が足らないんじゃないか?」とか、きっとスタジアムに足を運んでいない人は感じているんだろうと思います。

しかし、ボクは断固として言いたい。アルビレックスの選手は本当によく頑張っています。浦和戦もそうでした。1人退場になってからも必死でボールを追い、ゴール前ではね返し、死にものぐるいで頑張っていました。そしてチャンスとあらば、勇猛果敢に浦和ゴールに攻め込んでいました。本当にいいサッカーをしていたと思います。魂のこもったプレーをしています。あのスタジアムの約300度をレッズサポで覆われた環境の中で、集中力を切らさず頑張っていました。

埼玉スタジアムに終結したアルビサポもそうです。「こんなに密集したゴール裏はないよな?」ってくらいギュウギュウ詰めされた状態で、みんなが声を出し浦和の応援にかき消されないように頑張って応援しました。選手の頑張る姿が、必死のプレーから伝わってくるものが、僕らの所に間違いなく届いていました。だから最後まで本当によく守っていたけど、ロスタイムで闘莉王に決められてゲームが終了しても、選手には大きな拍手とアルビレックスコールが僕らの周りには鳴り響きました(レッズサポの大歓声でかき消されたかもしれないけど)。いいゲームでしたよ。魂のこもったゲームでした。選手は本当によく頑張りました。

悔しいけれど、ホームで2試合連続して勝ちきれなかった姿、そして数的不利の中で頑張ったけど最後に失点してしまった姿。これがまだ今のアルビレックスの実力なのでしょう。そしてこれが克服できないと、優勝争いに加わることはできないんでしょうね。でもボクは昨日、埼玉スタジアムに行って本当にヨカッタと思っています。アルビレックスはいいチームです。新潟のサポーターもみんないい仲間ですよ。負けたのはそりゃ悔しいけど、なんか偉そうないい方だけど「共に闘った」っていう満足感を味わうことができたゲームでした。

新潟から大勢かけつけたサポーターの皆さん、お疲れ様でした。残念ながら負けちゃったけど、昨日あの埼玉スタジアムで僕らは間違いなく選手と共に闘い、僕らの応援が選手の背中を少し押したのは間違いない。ボクはそんなふうに思っています。なんだかちょっと清々しい(いや、悔しいんですけどね)気分すらボクは今感じているんです。

近い将来、絶対に埼玉スタジアムで浦和に勝ちましょう。その日はそんなに遠くはない。3週間後にやってくるんです。

コメント (9)
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