週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

5回目だよ!追いつかれてホームドローの山形戦~素人なりに得失点を分析してみたりする!~

2009年07月27日 | アルビレックス新潟

「やっぱりボクが行かなかったから負けたんだ!」と自責の念の八百政。5回目の追いつかれてのホームドローのショックと、G裏からも乱れ飛んだ選手への罵声に対するショックとで元気なく帰ってきた八百妻。昨晩の八百政家はため息の連続でありました。

しかしまぁ、得失点差で浦和を抜いてリーグ戦2位になりながら、サポーターはショックなわけですよ。これは贅沢と言えば贅沢な悩みかもしれませんけどね。せっかく首位の鹿島が足踏みをしてくれていて、2位争いの浦和や川崎が失速してくれて、「ここはチャンス!」「しかもホーム!」「さらに格下の山形!」ってことですから、当然「鹿島との差を縮めるぞ!」って期待を、すべてのアルビサポが切望していたわけですよ。

それが5回目のホーム戦ドロー。しかもすべて先制しながら終了間際に追いつかれてのドローです。こりゃ痛いですよね。

だって今までのアルビの戦績は9勝7分3敗。3敗はある意味しょうがないですよね。3敗のすべてのスコアが0-1ですからね。ただ、問題なのは7引き分けであります。このうちのアウェイの2引き分けもしょうがないです。大分戦のスコアレスと横浜戦の1-1。横浜戦のドローなんて勝ちに匹敵するドローでした。問題はホームの5引き分けですよ。皆さんご承知の通り。「チーム全体が病気にかかっちゃったか?」って感じすらしますよね。

冒頭の画像をご覧ください。ホームで引き分けた5ゲームの得失点を、15分刻みのくくりでグラフにしたものです。もちろん黄色はアルビ得点で、赤は失点です。5試合ともドローですから、得点も失点も同じく11点であります。グラフを見ると得点は前半の15~30分の時間帯に多く、後半のスタート15分間とラスト15分間に失点が多いのが一目瞭然です。89分に相手に得点されてドローってシーンが頭の中に蘇ります。

さて、私たちはどうしても「ホームで追いつかれてドロー」という5ゲームばかりに目が行ってしまいますが、他のゲームではどうなのでしょうか?19節までのリーグ戦全試合の得点と失点の時間帯をグラフにしたのが次のグラフです。

アルビは32得点19失点ですから、黄色いグラフ(得点)の絶対的に長くなるわけですね。当然です。ただ、今まで漠然とイメージしていた印象では「今年のアルビは前半にダーッと点を取るっていうパターンが多い」という印象が強いのですが、決してそうではないことがわかりますよね。後半の中盤(61~75分)こそ少しグラフは低いですが、あとの時間帯はまんべんなく得点をあげています。ラスト15分間だって、他の時間帯と遜色なく得点しているんですよ。そういえば、「ロスタイムにやられてドロー」っていうイメージばかり鮮明だけど、大宮戦とか横浜戦とか「ロスタイムにしてやったり!」ってゲームもありましたものね。

ただ、失点(赤の棒グラフ)は明らかに後半に多いのは間違いないところです。だって19試合もしているのに、前半に失点しているのはわずか4点なんですよ。1試合平均に均せば、前半の失点は0.2点です。しかし、後半開始後の15分間と終了間際の15分間の合計30分間で、14失点しているわけです。失点は全部で19点ですから、全失点の74%がここに集中しているわけです。

さらに、後半の時間帯をさらに細かく5分ずつに分けて、失点の時間帯をグラフ化して分析してみましょう。

ラスト5分(ロスタイムも含む)の失点が多いのはもちろん予想通りですが、後半開始の10分後から終了5分前までは「ほとんど失点していない」という事実が明らかになります。アルビの選手達は「ほとんどの時間帯で本当によく頑張って守備をしている」のですよ。これは間違いのないこと。

さて、「だからどうした?」って聞かれると困っちゃうんだけど、「僕らサポーターにできることはなにか?」って考えると、やっぱり「失点の多い時間帯、つまり後半開始後10分間と試合終了間際の5分間は、いつもよりも50%アップくらいに必死で応援する」ってことしかないのではないでしょうか。ボクなんかやっぱり自分の今までの観戦態度を振り返ると、前半にリードしちゃったりするとついつい「今日は楽勝かな?モード」になっちゃったりするんですよね。終了間際のリードの時も「よしよし、あとはこのリードを5分間守るだけ」なんていう安易な気持ちになっちゃってることが、「なかった」と言えば嘘になる!

今日は仕事から定時に上がれたので、1時間ほどかけてデータをエクセルで分析したりしてみました。やっぱ数字を自分でいじくってみると、「見えてくるモノ」がありますね。もちろんこの程度のことはたくさんの方がやっているのかもしれませんけどね。さぁ次はホーム大宮戦。後半のスタート10分間と、終了間際の5分間は、50%アップの声を出し、必死で祈るように選手を鼓舞したいと思います。

 

 

コメント (4)
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