昨日から新潟日報のスポーツ欄で、シーズンオフ恒例の「今季のアルビレックスを振り返る」的な連載が始まりました。今年のタイトルは「進化への布石~J1アルビ11年目~」であります。何回シリーズなんでしょうかね?
1回目の昨日は、「主導権」というキーワードをあげ、「距離感縮め攻撃変革」「パスミス減り保持率高く」という見出しで、「カウンターがはまる上位に強く、守りを固める下位に弱い」という昨シーズンまでのスタイルから脱却するために、「距離感を近く」することに取り組んだ今季のスタイルが実を結び始めたこと。そして、ゴール前の精度を欠き思うように点は取れなかったが、攻撃の形が多彩になり「勝ち続ける」チームになるための土台を築けたことを言及していました。
2回目の今日は、「得点力」というキーワードをあげ、「決定機で個の力不足」「自信植え付け精度向上へ」という見出しで、「シュート数は多いが決定力がなかった」今季のデータを具体的に数字をあげて示し、柳下監督の「恥ずかしい」「内心では『あの形までできて入らないとすれば、どうすればよいのか』と思った」という本音も掲載されていました。昨季12ゴールあったクロスからの得点が、4ゴールに激減していることも、来季への大きな課題としてあげていました。
まぁ、サッカーは点を取るスポーツですから、やっぱりゴールがないと面白くありません。同じ引き分けでも、0-0よりも3-3の方が絶対に見ていて楽しいです。「固い守備のゲーム」っていうのも玄人受けはするのかもしれませんが、ビッグスワンをいっぱいのお客さんで埋めるには、やっぱり得点力は大事ですよね。来シーズン柳下監督の目指すサッカーが大きく花開き、ゴール量産に何度も歓喜の声を上げるボクらサポーターの姿を、全国のサッカーファンに見せつけたいですね。
さて、明日の「進化への布石」連載3回目は、どんな切り口から迫るのでしょうか?「ボール奪取の広がる『レ・オシルバ現象』」か?それとも「小泉、川口ら若手の台頭」かな?