昨日のNSTのニュースで、柳下監督の「シーズン総括インタビュー」の様子が放映されていました。超印象的だったのが、ヤンツーの「すごく毎日楽しい」という言葉でした。
毎週訪れる胃が痛くなるようなゲーム、それに向けた毎日の厳しい練習、Jリーグの監督業は厳しい仕事です。しかし、それをサラリと「すごく楽しい」と言い切っているヤンツー。それは、厳しい監督業の辛さ以上に、「選手が向上する姿に手応えを感じている」のであり、「監督の戦術が選手に浸透している」のを実感しているのだと思われます。チームが上手くまとまって、監督の示す方向に向かって確実に進化している途上であることの証にほかならないのでしょうね。ヤンツー自身が、新潟の監督業に充実感とやりがいを持っているのですよ。
ボク自身も職業について30年を超えますが、「今、仕事がとても楽しいです」って自信を持って言えた時期がどれくらいあったでしょう。今だってそれなりに充実感を持って毎日仕事に取り組んでいますが、残念ながら「楽しい」というのとは少し違います。ただ経験上間違いないのは、仕事が「楽しい」って感じるのは、仕事が上手くいっている時、やりがいを感じている時、手応えを感じている時、向上している時などです。
こりゃぁ来シーズンは期待できそうですね。選手の契約更新がスムーズに進むことを願っています。