週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

柳下さんの矜持と亜土夢の献身

2015年05月14日 | アルビレックス新潟

一昨日の新潟日報別冊のこども新聞「週刊ふむふむ」で、プロスポーツの監督という仕事について特集し、アルビレックス新潟の柳下正明監督とアルビレックスBCの赤堀元之監督のインタビュー内容が掲載されていました。「(監督には)何が必要か?」という問いに、ヤンツーは次のように答えていました。

柳下監督はうーんと腕組みをしながら「まず情熱がなければ」と断言。「アマチュアや子どもは褒めて伸ばす方法もあるでしょう。(スポーツを職業にする)プロには、さらに欠点を指摘し、導く厳しさが欠かせません」「監督としての仕事は、試合開始のホイッスルが鳴る前にほとんど終わっている」等のコメントをしていました。

一方、新潟日報本紙スポーツ欄に連載中の"えのきどいちろうさん"のコラム「新潟レッツゴー」では、横浜に破れ17位に沈む現実をとらえ、「僕はこうなったら受け止めるしかないと思う。降格圏に沈むチームだ。フワフワ夢みたいなこと(ACL出場か)を語っててもリアリティーがない。危機感から始めよう。」と語り、その上で「(昨シーズンまでの)亜土夢の存在が大きかった」と稿を結んでいます。「交代でベンチに下がったら、試合終了後にはボトルを持って真っ先にチームメートを出迎えるような選手だった。」と、亜土夢の姿勢を評価していました。

ヤンツーのプロサッカー監督としての矜持も立派。そしておそらく、えのきどさんの言う亜土夢のような選手の存在が、現在のアルビに欠けているというのも事実なのだろうなと思います。しかし、もしかしてヤンツーの指導理念が、亜土夢のような選手の存在をチームに生まれにくくしているとしたならば(そんな心配はないのかもしれないけれど)、それは困った問題です。

今はやっぱり、選手同士がコミュニケーションを十分取り合い、目的を共有していいムードを作り上げていくことが何よりも大切なのだと思います。おそらくそれは、選手の皆さんも十分分かっていることでしょう。ボクらにできることは、やっぱり精一杯の声援を送ることしかありません。

 

 

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