深夜2時過ぎに松本から帰還しました(途中で1時間ほど仮眠をとったので、予定より帰りが遅くなりました)。長い待ち時間や久しぶりの長距離ドライブでの運転はちょっと疲れましたが(しかもビールを飲めなかったので余計に)、勝利の歓喜を思い出せば疲れも吹っ飛びます。「いやぁ~勝利っていいな、アウェイで勝つって最高だな」って幸福感に浸っております。帰りの車内でも、女房と盛り上がっておりました。これからアルビの快進撃が始まりますぜ!
さて、ゲームについてです。絶好調のラファエル・シルバを累積警告で欠いたアルビは、指宿とギュンギュンの凸凹2トップ。身長差22cm(公式発表では山崎は173cmってことだけど、ボクは"さば"を読んでいるんじゃない?って思っています。山崎、170cmはないんじゃない?まぁいいけどね)の2人が果敢に攻撃を仕掛けます。ボールを収めポストプレーに徹する指宿と、とにかく前を向いてドリブルで仕掛けていくギュンギュン。この2人の組み合わせもなかなか魅力的であります。
守備陣の先発には、一応DFに舞行龍、健太郎、カズ、コルテースと4人の名前がありますが、ゲームが始まると「あれ?3バックなの?」ってすぐに思いました。明らかにコルテースは1枚前でプレーをしておりましたしね。これは山雅対策(オビナ対策)ってこともあるのでしょうが、好調な健太郎、舞行龍、カズの3人を併用するっていう利点もありますね。ポリバレントな尚紀は、サイドハーフであります。
開始早々、指宿がペナルティエリア内でファウルをもらいPKをゲット。これをレオが落ち着いて決めて、待望の先制点です。大盛り上がりのG裏、そしてアウェイゴール裏以外にも3か所でアルビに声援を送るアルビサポの皆さんでありました。
はい。スマホのカメラのパノラマ機能で撮影したのですが、バックスタンドのアウェイゴール側(画像左)には、相当数の隠れサポの皆さん(ユニ着用は禁止だったのですね)がいらっしゃり、こっそりと熱い声援(?)を送ってくださいました。そして、バックスタンドのほぼ中央のエリアにもオレンジユニのエリアがありましたし、メインスタンドのアウェイ側にもオレンジのユニのアルビサポが大勢いらっしゃいました。新聞報道では4000人のアルビサポがアルウィンに駆けつけたそうであります。すばらしい!
山雅の応援の迫力も見事でしたが、ボクらの応援も熱のこもったものでありました。やっぱり「山雅に負けるもんか」って気合いも入りまくりましたよ。
PKで先制点をあげたものの、前半は有利な追い風に乗じて山雅がロングボールをどんどんオビナに集めてきます。必死で守るアルビDF陣でありましたが、やっぱり普段と違う3バックのせいなのか、スピードある山雅の攻撃に対応が遅れたのか、どうも守備のマークの受け渡しが曖昧な感じで、しばしばアタッキングサードのエリアで山雅の選手がフリーになっちゃいます。前半23分、「あっまずい」と思った瞬間でした。目の覚めるような松本・前田のミドルシュートがゴ-ルネットに突き刺さりました。あそこで相手をフリーにしてはいけません。そして見事なシュートでもありました。敵ながら天晴れ!
ハーフタイムにヤンツーがどんな魔法をかけたのかは知りませんが、後半は圧倒的にアルビペースでした。追い風も味方してくれましたし、山雅の選手に疲れも出てきたのでしょうね。途中、成岡と交代して入った康裕が、後半38分、レオからのパスを受けたボールをゴールネットに突き刺しました。2-1です。歓喜!歓喜!狂喜乱舞!やったぜ!突き放した!
その後の山雅の怒濤の反撃をかろうじて(ポストにも助けられましたね)かわし、待ちに待った勝ち点3を、アウェイの地で手に入れることができました。いやぁ~ヨカッタ、ヨカッタ。周りの皆さんとはタッチ&ハグの嵐。これだからアウェイ観戦はやめられません。最高の気分です。
そうそう、今回のゲームの選手入場時に、みんなでオレンジ色の発光スティック(サイリウムライトっていうんですかね?)を振って選手を迎えました。1人100円ずつの実費負担はあったわけですが、粋な演出でとてもヨカッタと思います。音頭をとってくださった有志の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
さて、勝利の余韻に浸っている間もなく、中3日でホーム山形戦がやってきます。「新潟の心臓」レオ・シルバが累積警告で出場停止という非常事態ですが、頼れるエース・ラファエルシルバが戻ってきます。混戦模様の下位陣から一歩抜け出すためにも、重要な戦いであることは間違いのないところです。6日のホーム山形戦も、気合いを入れていきましょう!