週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

磐田戦、勝利ならず!だが…

2017年10月21日 | アルビレックス新潟

崖っぷちのアルビレックスが臨んだアウェイ磐田戦は、2度リードするも磐田のセットプレーを止められず、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれてのドローゲームとなりました。現象だけ見れば、いわゆる「潟る」ってやつですかね。「あぁ~今季の新潟を象徴するようなゲームだよなぁ…」なんていう巷の声が聞こえてきそうですが、はたしてそうだったのでしょうか?

ボク自身としては、今回のゲームをこんな風に考えています。

現在上位を狙う磐田が相手でしかもアウェイ戦。しかも、このところ攻撃のキーマンとして躍動してきた山崎亮平選手を欠いての戦いです。アルビの選手達は、本当によく頑張っていたと思います。

なんたってホニ選手ですよ。1ゴール1アシストの活躍も見事ながら、あの守備での貢献度はすばらしかったです。磐田のアダイウトンをマークする慶くんをカバーするために、かなり後ろまで下がっての献身的な守備。そして忍者のごとく走り回る変幻自在ぶり。先制点も追加点も、ホニのあきらめないボールへの詰めから生まれたと言っても過言ではありません。

そして、キャプテンマークを腕に巻いてチームを牽引した慶くんです。あのアダイウトンを徹底マークし、前を向かせず、仕事をさせなかったわけですから、もしアルビが勝っていたら「陰のMVP」であったことは間違いありません。もちろん守備だけでなく、果敢な攻撃参加もすばらしかったです。ただ、それだけに慶くんが負傷交代した後でのアダイウトンの同点弾が(う~ん、マークは貴章だったか?)残念でした。

さらに、2点目を決めた河田選手です。FWとして大柄な選手ではありませんが、なんといっても体幹が強い。ボールを納め、倒れません。そしてゴールへの嗅覚です。2点目となった、ホニのクロスに頭から飛び込んだドンピシャヘッドには、本当に痺れました。1年前の磐田戦での山崎亮平選手のゴールを思い出しました。

もう一人、ソン・ジュフン選手。ケガも癒え、韓国のA代表にも選出され、精神的にも充実しているのでしょうね。黒髪になり(金髪はあまり似合わないと思う)、落ち着いた印象も与えます。磐田の堅碁にほとんど仕事をさせなかったのは見事でした(それでも堅碁は嫌だった)。それだけに、セットプレーからの2失点は残念でした。

まぁこの状況下ですから、「やっぱり勝てない新潟」「J2降格確実!」みたいな感じになるわけだけど、アウェイで上位磐田相手にこの戦いっぷりができたことは、来シーズンに繋がることだと思います(ホニも慶くんも河田もジュフンもみんなアルビにいてね)。雨の中、現地で選手と共に闘ってくださったサポーターの皆さん、ありがとうございました。皆さんの姿こそが新潟の誇りです。

さて、残り4試合で各5点ずつとって全勝しましょうかね。

 

コメント (4)
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