村長さん、ようやく登場です。
下巻で村長さんが登場するのは1度だけです。
今回のお話の生徒さんは、その章をしています。
この章はアウフタクトを覚える章です。
アウフタクトを教えるのにとても楽しいお話がこの章には書かれています。
不思議な音の王国にクリスマスが近づいてきました。皆はツリーを飾ったりプレゼントを用意したり。そしてクリスマスの歌の練習をしようとした時、最初の音を歌う「ソ」の村長さんがいないことに気付きます。
この「ソ」がアウフタクトなのです。
村長さんの音がないまま歌い始めますが、やはり変です。
そこへ村長さんが遅れたことを謝りながらやってきます。
しかし、4分の3拍子でどの小節もいっぱいで、村長さんが入れる所がどこにもありません。どうしても歌いたかった村長さんは、なぁに構わないさ、と1小節目の前に一人だけ入ることにしました。
アウフタクトをこのように教える本があったでしょうか。
なんてクリエイティヴなんでしょう。
さてさて、お家でひとりぼっちで練習することでレッスンが上手く進まなくなった生徒さん。
レッスンの初めに、すぐにピアノを弾いてもらうことはできません。
練習できたか、きくことも気の毒で聞けなくなりました。
どんな曲だったか初めに私が弾いても、モジモジ・・
弾く前に、わからないところある?と聞いても、わかるわからないも、わからない・・
知っている曲が良いのかとミッキーマウスマーチをアレンジして渡しましたが、楽しそうではありませんでした。
この章はミッキーを終えてから始めました。
先週のレッスンで、「村長さん、遅れてきたんだよね。で、一人だけ最初の小節の前にいれてもらったんだよね」とレッスンの初めに話しました。
「村長さんなのに遅れてきたんだね。ごめんごめんって、手を振って(イラストが片手を上げています)来たんだね。村長さんなのに、うっかりしてたのかな」
笑っていました。
「きっと、お仕事が忙しかったんだね」
そんな話をしてから、「クリスマスおめでとう」を弾いてもらいました。
リラックスできたのか結構上手に弾いていました。
なので、この曲は合格にして次の曲の予習を一緒にしました。
この曲は2拍目の裏から始まります。
かわいい子熊のイラストがこの曲の上にあります。お話にもクマの赤ちゃんが遊んでいました。とありますが、歌には子熊は全く登場しません。
「クマの赤ちゃんが遊んでいました、ってあって、子熊のイラストもあるのに、この曲の歌に全然クマ出てこないね」と、言いましたら
「うん、クマがでてこないのはおかしい」と言いました。
実は、私の手元に別の歌詞のものがあるのですが、それには「コグマ」が出てきます。
そこで、その歌詞を彼女に書き写してもらいました。その歌で一緒に歌いました。
「こっちの方が、やっぱりいいね」
「うん」
何度か、いえ、結構何度も歌い、メロディーが途中で左手から右手に移っていることも確かめられました。
久し振りに、お互い楽しい気持ちでレッスンが出来ました。
レッスンの終わりに、彼女はマスクをちょっと外して
「こんなにぬけた」
と、抜けた歯を見せてくれました。
上の前歯2本と下の歯が1本抜けていて、さらに下の歯が1本グラグラしているとか。
確かに、たくさん抜けています・・
最近の不調は歯のせいだったのか、と思ったくらいでしたが、そんな話をしてくれたのも村長さんのお陰です。
村長さんに救われたのです。
これ、村長ですか?かもしれませんが、村長です。
そして、子供たちのほとんどが「村長」が何なのか知らずにいたことに、今年の春に初めて気付きました うっかりし過ぎていました
あれ?SOnCHOの文字が··
画像を大きくして初めて気付きました。日本語版のために書いて下さったイラストなのですね。
おおー !
下巻で村長さんが登場するのは1度だけです。
今回のお話の生徒さんは、その章をしています。
この章はアウフタクトを覚える章です。
アウフタクトを教えるのにとても楽しいお話がこの章には書かれています。
不思議な音の王国にクリスマスが近づいてきました。皆はツリーを飾ったりプレゼントを用意したり。そしてクリスマスの歌の練習をしようとした時、最初の音を歌う「ソ」の村長さんがいないことに気付きます。
この「ソ」がアウフタクトなのです。
村長さんの音がないまま歌い始めますが、やはり変です。
そこへ村長さんが遅れたことを謝りながらやってきます。
しかし、4分の3拍子でどの小節もいっぱいで、村長さんが入れる所がどこにもありません。どうしても歌いたかった村長さんは、なぁに構わないさ、と1小節目の前に一人だけ入ることにしました。
アウフタクトをこのように教える本があったでしょうか。
なんてクリエイティヴなんでしょう。
さてさて、お家でひとりぼっちで練習することでレッスンが上手く進まなくなった生徒さん。
レッスンの初めに、すぐにピアノを弾いてもらうことはできません。
練習できたか、きくことも気の毒で聞けなくなりました。
どんな曲だったか初めに私が弾いても、モジモジ・・
弾く前に、わからないところある?と聞いても、わかるわからないも、わからない・・
知っている曲が良いのかとミッキーマウスマーチをアレンジして渡しましたが、楽しそうではありませんでした。
この章はミッキーを終えてから始めました。
先週のレッスンで、「村長さん、遅れてきたんだよね。で、一人だけ最初の小節の前にいれてもらったんだよね」とレッスンの初めに話しました。
「村長さんなのに遅れてきたんだね。ごめんごめんって、手を振って(イラストが片手を上げています)来たんだね。村長さんなのに、うっかりしてたのかな」
笑っていました。
「きっと、お仕事が忙しかったんだね」
そんな話をしてから、「クリスマスおめでとう」を弾いてもらいました。
リラックスできたのか結構上手に弾いていました。
なので、この曲は合格にして次の曲の予習を一緒にしました。
この曲は2拍目の裏から始まります。
かわいい子熊のイラストがこの曲の上にあります。お話にもクマの赤ちゃんが遊んでいました。とありますが、歌には子熊は全く登場しません。
「クマの赤ちゃんが遊んでいました、ってあって、子熊のイラストもあるのに、この曲の歌に全然クマ出てこないね」と、言いましたら
「うん、クマがでてこないのはおかしい」と言いました。
実は、私の手元に別の歌詞のものがあるのですが、それには「コグマ」が出てきます。
そこで、その歌詞を彼女に書き写してもらいました。その歌で一緒に歌いました。
「こっちの方が、やっぱりいいね」
「うん」
何度か、いえ、結構何度も歌い、メロディーが途中で左手から右手に移っていることも確かめられました。
久し振りに、お互い楽しい気持ちでレッスンが出来ました。
レッスンの終わりに、彼女はマスクをちょっと外して
「こんなにぬけた」
と、抜けた歯を見せてくれました。
上の前歯2本と下の歯が1本抜けていて、さらに下の歯が1本グラグラしているとか。
確かに、たくさん抜けています・・
最近の不調は歯のせいだったのか、と思ったくらいでしたが、そんな話をしてくれたのも村長さんのお陰です。
村長さんに救われたのです。
これ、村長ですか?かもしれませんが、村長です。
そして、子供たちのほとんどが「村長」が何なのか知らずにいたことに、今年の春に初めて気付きました うっかりし過ぎていました
あれ?SOnCHOの文字が··
画像を大きくして初めて気付きました。日本語版のために書いて下さったイラストなのですね。
おおー !