「名画で読み解く ロマノフ家12の物語」を読んでいます。
日本の歴史もよくわかっていないのに、ロシアの歴史を知ってどうするんだ?と思いつつ読み始めました。
面白いです。
西欧の先進国に比べ、極寒地の3流国家だったロシア。
西欧の先進文化を視察し多くのものを持ち帰ったピョートル大帝。この大帝が極寒の湿地帯を開拓し、サンクト・ペテルブルクを新都に。
フランスのブルボン家、オーストリアのハプスブルク家は一流。ロマノフ家は二流という構図。
ドイツ人ゾフィがエカテリーナ二世となり、エルミタージュの美術品をいかに収集できたか。
各章ごとに一枚の絵画が最初のページにあり、そこに描かれているものから話が展開していきます。
ロシアが野暮ったい極寒地から、西欧の洗練された先進国に追いつこうとしていた歴史。
かなり凄惨な話も多いですが、日本も武士の時代はそうだっただろうし、これが人間の犯してきた歴史なのだろうと思います。
西洋音楽から遅れたロシアが、そのまま真似をしなかったところが、この国らしいのかもしれません。
文化的にも後進国だったにもかかわらず、独自の美しさを求め、それを実現する方法を考え出した独創性。そのようなセンスを持ち合わせていた民族でもあるのか、と思います。
それにしても、著者も書いていますが、同じ名前や似た名前が多い・・
読みながら何度も家系図をめくってしまいました。
ピョートル、イワン、ニコライ、アレクサンドル、エカテリーナ、エリザヴェ―タ 😵
日本の歴史もよくわかっていないのに、ロシアの歴史を知ってどうするんだ?と思いつつ読み始めました。
面白いです。
西欧の先進国に比べ、極寒地の3流国家だったロシア。
西欧の先進文化を視察し多くのものを持ち帰ったピョートル大帝。この大帝が極寒の湿地帯を開拓し、サンクト・ペテルブルクを新都に。
フランスのブルボン家、オーストリアのハプスブルク家は一流。ロマノフ家は二流という構図。
ドイツ人ゾフィがエカテリーナ二世となり、エルミタージュの美術品をいかに収集できたか。
各章ごとに一枚の絵画が最初のページにあり、そこに描かれているものから話が展開していきます。
ロシアが野暮ったい極寒地から、西欧の洗練された先進国に追いつこうとしていた歴史。
かなり凄惨な話も多いですが、日本も武士の時代はそうだっただろうし、これが人間の犯してきた歴史なのだろうと思います。
西洋音楽から遅れたロシアが、そのまま真似をしなかったところが、この国らしいのかもしれません。
文化的にも後進国だったにもかかわらず、独自の美しさを求め、それを実現する方法を考え出した独創性。そのようなセンスを持ち合わせていた民族でもあるのか、と思います。
それにしても、著者も書いていますが、同じ名前や似た名前が多い・・
読みながら何度も家系図をめくってしまいました。
ピョートル、イワン、ニコライ、アレクサンドル、エカテリーナ、エリザヴェ―タ 😵