下巻の続きです。
下巻を修了すると、クラシック作品に移行できるとある通り、
この下巻は見かけとは違い、たいへん内容の濃い曲が並んでいます。
短い曲ばかりで、長い曲が弾けないのでは?と不安に思われるかもしれません。
ところが、そのようなことはないのです。
短い曲で、全ての小節で気を抜くところがない。
そのような経験を積んでいるので、2~3ページの曲でも実際は細かな奏法は大して続かないので、それがわかると案外大丈夫、となるのです。
もちろん、いきなり2ページ以上の曲は冒険し過ぎです。
16小節、24小節、32小節の本人が知っている曲を渡す所から慣れてもらうと、わりと早く2~3ページの曲でもトライ出来ます。
出来る!という安心感と自信をつけてあげることです。
既成の曲の他に、ディズニーやジブリなどは、私はよくアレンジして渡しています。
それらの曲と不思議修了後の教本が、音楽だけではなく、内容にも差があることに気付いてくれたらと思っています。
ポピュラーは結構一人でも弾ける、とわかったら、自分が楽しみたい曲を自分で勝手に弾いて遊ぶことができます。
何でも教えてもらわないと弾けない、という育て方はしたくないと思っています。
以上が、「ものがたり 不思議な音の国」の内容です。
もちろんこれが全てではありませんが、一般的な教本との違いを少しでもお伝えできたらと思い、書かせて頂きました。
どんな「音」で、どんな「音楽」かを伝えるための教本です。
諦めずに3年頑張ってください。
そこから生徒さんのレッスンの方向性が見えてきます。
どのような音楽とレッスンがその生徒さんに充実感を与えるのか。
練習環境、勉強や習い事とのバランスなど、3年経つと自然と見えてきます。
メルジャーノフ氏の言葉、「いかなるときも希望を失ってはならない。しかし、期待はするな」
笑われそうですが、この言葉をよく思い出します。
案外、自分を救ってくれる言葉です。
6回にわたり、お読み下さりありがとうございました。
下巻を修了すると、クラシック作品に移行できるとある通り、
この下巻は見かけとは違い、たいへん内容の濃い曲が並んでいます。
レガートの基本的な奏法を学んだあとはスタッカートです。
ここでは、カエルが手伝ってくれます。
カエルを手首に載せて、前に飛ばします。
スタッカートは短く切ればいいわけではなく、
切り方があります。
初めに覚えるのは、
アームスタッカートです。
従来の導入教本で
スタッカートの奏法をこのように教えられるものが
どれくらいあったでしょうか。
8分音符のスタッカートになると
手首を前に飛ばす動きでは間に合わなくなるので、
スタッカートの別の奏法も学びます。
この後も、ノンレガート、レガート、スタッカートが
細かく出てきます。
それがずっと続くのです。
最後の方ではテヌート、アクセントも加わります。
アーティキュレーションに
無頓着ではいられない作りです。
なので、この教本が修了すると
クラシック音楽作品に移行できるのです。
これらの細かなアーティキュレーションは
全て短い曲で行われます。
そこが日本やアメリカの
一般的な教本とは全く異なるところです。
ここでは、カエルが手伝ってくれます。
カエルを手首に載せて、前に飛ばします。
スタッカートは短く切ればいいわけではなく、
切り方があります。
初めに覚えるのは、
アームスタッカートです。
従来の導入教本で
スタッカートの奏法をこのように教えられるものが
どれくらいあったでしょうか。
8分音符のスタッカートになると
手首を前に飛ばす動きでは間に合わなくなるので、
スタッカートの別の奏法も学びます。
この後も、ノンレガート、レガート、スタッカートが
細かく出てきます。
それがずっと続くのです。
最後の方ではテヌート、アクセントも加わります。
アーティキュレーションに
無頓着ではいられない作りです。
なので、この教本が修了すると
クラシック音楽作品に移行できるのです。
これらの細かなアーティキュレーションは
全て短い曲で行われます。
そこが日本やアメリカの
一般的な教本とは全く異なるところです。
短い曲ばかりで、長い曲が弾けないのでは?と不安に思われるかもしれません。
ところが、そのようなことはないのです。
短い曲で、全ての小節で気を抜くところがない。
そのような経験を積んでいるので、2~3ページの曲でも実際は細かな奏法は大して続かないので、それがわかると案外大丈夫、となるのです。
もちろん、いきなり2ページ以上の曲は冒険し過ぎです。
16小節、24小節、32小節の本人が知っている曲を渡す所から慣れてもらうと、わりと早く2~3ページの曲でもトライ出来ます。
出来る!という安心感と自信をつけてあげることです。
既成の曲の他に、ディズニーやジブリなどは、私はよくアレンジして渡しています。
それらの曲と不思議修了後の教本が、音楽だけではなく、内容にも差があることに気付いてくれたらと思っています。
ポピュラーは結構一人でも弾ける、とわかったら、自分が楽しみたい曲を自分で勝手に弾いて遊ぶことができます。
何でも教えてもらわないと弾けない、という育て方はしたくないと思っています。
以上が、「ものがたり 不思議な音の国」の内容です。
もちろんこれが全てではありませんが、一般的な教本との違いを少しでもお伝えできたらと思い、書かせて頂きました。
どんな「音」で、どんな「音楽」かを伝えるための教本です。
諦めずに3年頑張ってください。
そこから生徒さんのレッスンの方向性が見えてきます。
どのような音楽とレッスンがその生徒さんに充実感を与えるのか。
練習環境、勉強や習い事とのバランスなど、3年経つと自然と見えてきます。
メルジャーノフ氏の言葉、「いかなるときも希望を失ってはならない。しかし、期待はするな」
笑われそうですが、この言葉をよく思い出します。
案外、自分を救ってくれる言葉です。
6回にわたり、お読み下さりありがとうございました。