アマゾンわんわん日記 2018

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もう一つのアマゾン河

2011年08月29日 | ブラジル雑記
アマゾン河の下に、もうひとつ巨大な「河」が存在していることがアマゾナス連邦大学の調査でわかったそうです。
河の名前は「ハムザ河」。
この地下水系を発見したUFAM(アマゾナス州立大学)の研究者ELIZABETH PIMENTELが恩師の名前にあやかって名付けたそうです。

この河は、地下4000mの深さ。
アクレ州方面から東にかけての流れがあります。
流れの早さはアマゾン河が秒速0.1-0.2mの流れがあるのに対して、ハムザ河は年に10-100mだそうです。
って、単位を同じにしないと分かりにくいですよね。
アマゾン河もゆっくりですが、少なくても1年間で3000km以上は流れます。
少なくても、1年間流れていれば、河口まではたどりつける?
それ対してハムザ河は1年間で10mから、せいぜい100mですから。
隣の家にも行けませんな。

広さは広大で、アマゾン河が上流では1km、下流では100kmほどの川幅があるのに対して、ハムザ河200kmから400Km。
これはすでに河じゃなくて、大きな地下湖?みたいな感じですよね。

源流と言うものははっきりしていなくて、あちらこちらの水系から水を集めているらしいです。
もともと1970年から80年代にかけて、ブラジルの石油公社ペトロブラスが原油を探すために、あちらこちらに開けた241か所の掘削場所での調査によりあきらかになったそうです。
アマゾン川とほぼ同じような行程を流れ(これを流れと言うなら)、アマゾン川河口付近で同じように海にながれこんでいるらしいです。

現在詳しいことは調査中で、最終的な調査結果は2012年にまとまるそうです。
できることなら、この河の映像を見たいもんです。
コメント (2)
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