初投票

さて、市長市議会選挙戦、当日であります。
我が家にとっては、初めてのブラジルでの選挙参加。
選挙ができる本人、娘よりも、父と母のほうが結構夢中になっております。

朝、８時少し前、娘を連れて家を出ました。
娘が登録してある投票所まで、車で１０分ほど。
ブラジルでは、選挙人登録をしたときに、同時に投票をする場所を登録します。
その後、引越しなどをした場合には、そのつど、投票所の登録を変更しなくてはなりません。
投票所に着くと、ちょうど開門したところでした。
娘、身分証明書と選挙人登録カードを握りしめて初投票へ。
外国人のため選挙権の無い母は、車でお留守番。

通りで見ていると、小さな赤ちゃんを連れたお母さん。
白髪の両親らしい人を連れた若者。
大音響で音楽をかけたくるまで乗り付けたお兄さん。
まあ、本当にさまざまな人たちがやってきます。
みんな、ちゃんと投票に来るんだねえ。

ブラジルでは、３回、投票をしないと、身分証明書を取れない、パスポートを取れない、年金を受け取れない等々のペナルティを受けます。
旅行に出ている、病気で動けないなどの理由で投票ができない人は、そのことを選挙管理局に申し立てします。
この申し立てをきちんとしておけば、ペナルティを受けるのを免れます。

娘、４０分ほどで投票所を出てきました。
開いたばかりで、結構な行列だったそうです。
投票所の中は静か、管理の警官の声だけが大きかったとか。
大きな声を出すのも禁止されているのです。

初めての投票を済ませた娘、「誰に投票したの？」とたずねると、まあ、妥当な線でした。
投票は夕方５時で終了です。
さてさて、結果はどうなりますか。
開票も楽しみです。