アマゾンわんわん日記 2018

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選挙、ウラネタ

2012年10月09日 | ブラジル雑記
選挙ネタはそろそろやめようと思っていた私。
大体、投票権も持っていないのに、ネタにするのは図々しい。
と思っていたのですが、見過ごすにはあまりに面白すぎるネタが…
ブラジルの有権者の皆様、ごめんなさい、と思いつつも、今日も選挙ネタ。

昨日のラジオのニュースを聞いていて、私が「おもしろい!」と思ったNo1!
「全ブラジルでDILMAという名前の女性候補者が69人立候補した。」ということ。
ご存知の通り、現ブラジルの大統領と同じ名前です。
そんなにポピュラーな名前でもないので、わざわざこの名前で登録した人が多いということでしょう。
日本でも、現在は、本名で登録しなくても良いんですよね。
ブラジルでも同じです。
マナウスでも、「私にはOmar(現アマゾナス州知事)とDilmaとLura(全ブラジル大統領)がついています!」という選挙広告フレーズを使った市議会議員候補者がいました。
実はこの3人、同じ名前のアマゾナスの地方都市の市議会議員選候補者の名前でした。
大笑い!
「世界で2番目に強い女性大統領」の名前ですが、ふたを開けてみると、この69人中、当選したのはたった2人だったそうです。

そのほかにも「歌手の**が市議会議員選に立候補していたが、得票数は2だった。家族さえ、彼女には投票しなかったらしい。」とか、「もとBBB(TV GLOBOの視聴者参加番組)の参加者**が立候補していたが、番組の中同様、さっさと落選した。とか、まあ、車の中でげらげら笑ってしまうような話が満載でした。
娘を待つ車の中で聞いていたんですけどね、ラジオ。

家に帰ってきて夫が言いました。
「ねえねえ、知っている?得票数0って言う候補者が結構いたんだってよ。」
もちろん知っていますわよ。
車の中で仕入れてきたばかりの知識ですもの!

マナウスの市議会議員選では、79名の候補者が立候補。
41人が当選。
で、得票数0の候補者が20人もいたんですって!
って、落選者のほぼ950%?
得票数0って、「自分で自分にも投票しなかった」っていうことですよね。
この候補者、自分で自分が信じられないのか?!
っていうか、自分はともかく、家族や友人など、一人ぐらいはこの候補者を信用してくれる人はいないのか?!
寂しすぎない?!
79人中の20人って、ほぼ4分の1じゃない?
ラジオでは、「この事態を重く考え、候補者の受付について、今後、一定の基準を設ける必要があるのでは?」と言っていました。
私もそう思うわ。
得票数0って、ただの「冷やかし」としか思えないじゃない?!

あとはねー、州都の市長としては初めての「外国人市長」とか。
トッカンチンス州の州都パルマスの市長よ。
コロンビア生まれなんですって。
ブラジル国籍あるの?
そこのところ、確認できていない。
パルマスに住んで、たった12年ですって。

というわけで、突っ込みどころ満載の選挙ネタ。
続きはあるかな?

ちなみに、選挙の日、市内にあふれた「選挙ビラのごみ」、15トンですってさ!
私がブラジルに来たころは、ビラも今より大きく、また、電柱などに張り放題でした。
今は法律で禁止されていますけどね。
大音響の選挙カーも。
昔は、すごかったわよ。
それに比べればかわいいもんだとはいえ。やっぱりすごいごみだったのね。
改善の余地、大幅にあり!

コメント
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