ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Chapter XXI : To Weathertop And Rivendell (2)

2005-08-23 20:16:10 | Tolkien・HoME
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Trotterは皆の恐れを和らげるために,いろいろな話をしました。野生の動物の話とか,彼らの言葉,そしてホビットの起源の話とか。フロド達は,Trotterって一体何才で,どこでそんな話を聞いたんだか,不思議に思います。
メリーが,ギル=ガラドの話をおねだりします。Trotterは,ギル=ガラドはエレンディルと一緒に敵に戦いを挑み,2人とも亡くなったんだよ,そして指輪を持って行ったのは,エレンディルの息子,だけど,その話は私はできない,エルロンドならできるかも,と言います。
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前回のバージョンに入っていた,Berenとルシアンの話は,このバージョンからはなくなったそうです。

さて,風見が丘での黒の乗り手達の襲撃の後,Trotterは,
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我々の敵は,ここに指輪があったのを知っていたんだ。彼らはオドを捕まえたから(彼が持ってない事がわかったようだ)。それに彼らは指輪を感じる事ができる。彼らはもはやガンダルフを追ってはいないだろう。しかし彼らは我々から離れた。彼らは,君達の主人(=フロド)を殺したか致命傷を与えていると思っているのだろう。そして指輪はすぐに彼らの力になると期待している。。
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そしてその次の下書きでは,「敵はフロドが指輪を持っている事に気づいているので,早々に風見が丘を去った」とあります。

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トロルの岩を抜けると,グロールフィンデルがやってきました。彼はガンダルフからの遣いだと言います。そして,ガンダルフはオドと一緒に裂け谷に到着したのだそうです。(よかった)
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そして彼らは,「浅瀬」とあの洪水を通り抜け,何とか無事に裂け谷に着きました。

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目覚めたフロドに,ガンダルフは(お馴染みの)
"I was delayed. ... At the moment I will only say that I was held captured."
と言います。驚くフロドに,ガンダルフは笑いながら,「この世にはわしよりパワーのある者はたくさんおる。わしはファンゴルンで巨人木の鬚に囚われていたのじゃ。とても心配じゃったよ。何しろわしは早くシャイアに戻ってあんたを手助けしたかったからの。ちょうど黒の乗り手があんたの所へ差し向けられたと聞いた所じゃった。」
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え?またまた,耳を(目を)疑うような事を!(笑)‥‥って,笑い事じゃあありませんよ。なんと木の鬚は,最初は悪役だったのでしょうか?

この後,フロドは最初アヤシイと思ったけれど,Trotterは好きだという話などをします。そして,いよいよお楽しみ?オドがどうなったのか?の話です。が,しかし‥
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ガンダルフはフロドをさっと見て目を閉じると「‥そうじゃ,彼は無事じゃ。彼にはもうすぐ会えるじゃろう。彼の説明も聞けるじゃろう。もうすぐ「浅瀬」での勝利を祝う晩餐があるでの。」
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ガンダルフの様子から,何かおかしな事が起きたようなのですが,しかし結局オドに何が起きたのかは語られなかったとか(汗)(で,結局彼(Fatty)は堀窪に留まる事に‥‥(汗))
ただ,この後,オドは正式版ではピピンが言うセリフ"Three chees for Frodo, lord of the Ring!"を言うそうです。

今更のPOA未公開トレーラー

2005-08-23 06:54:13 | ハリポタ3巻
テレビにGOFトレーラーの話題をすっぱ抜かれてしまった腹いせ(笑)に,POA未公開トレーラーを教えちゃいます。こちらからどうぞ。今更?ですが,かなり見る価値あります。3つありますが,そのうちこのDARKというやつは,特に「犬」好きにはこたえられませんよっ!
ちなみに,テレビにすっぱ抜かれたというGOFトレーラーの話題は,こちら。(ネタバレブログですので,注意)


The Horse and His Boy:1~4章

2005-08-23 00:21:19 | ナルニア・C.S.Lewis
ナルニアは,次に何を読もうか,いろいろ悩みましたが,もう1つ,脇道を行く事にしました。

ShastaはArsheeshという人の養子でした。彼らはCalormenという南の国に住んでいましたが,Shastaはいつか砂漠を越えてその向こうに行ってみたいと思っていました。ある日,Tarkaanの領主が,Shastaを買いに来ました。ShastaはArsheeshを好きでなかったので,それは嬉しいと思いましたが,果たして彼についていっていいのかどうか,1人でつぶやいていると,突然,彼の馬が答えます。「領主はいい人ではない。一緒に逃げてナルニアに行かないか?」

馬の名は,何かとても長い名前(笑)でしたが,ShastaはBreeと呼ぶことにしました。Breeは乗り方を教えてくれましたが,何故か手綱を持たないようにと指示します。そして慣れてきた時,彼らは誰かに追われているのを感じます。ライオンと,別の馬と人でした。ライオンから逃げて,よく見ると,馬は彼らを追ってきたのではなく,少女と,話す馬でした。

少女の名はAravisといい,馬は雌馬でHwinといいました。Aravisは偉い人の娘でしたが,父の決めた結婚相手が恐ろしくて自殺しようとしたのですが,それを止めたのがHwinでした。Aravisは森にお祈りに行く振りをして家を出て,結婚相手に出会って連れていかれたかのように装って逃げていたのでした。彼らは一緒にナルニアへ行く事にします。そして,砂漠への入り口のTashbaanという町を変装して通る事になりました。そこで,もしはぐれたら,町のはずれの墓場で会おうと約束をします。

Tashbaanはとても混んだ町で,彼らはなかなか思うように進めません。中ほどに差し掛かった時に,気取ったCalormenのお偉いさんとはかなり違う雰囲気の行列に出会います。その行列,なんと,Shastaを誰かと見間違えてさらってしまいます。実は彼らは,ナルニアから訪れたスーザンとエドムンドの行列でした。どうやらShastaはArchenlandの王子と見間違われたようです。。。

今度は,南の国からナルニアを目指す少年のお話,と言うので,砂漠を苦労して越える話なのかな,と思ったら,またまた何か意外な方向に。。。まあこういう展開は,C.S.ルイスさんのお約束と思う事にしました。(笑)


Run!Run!Run!