ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Crown in Darkness : (8)

2008-09-20 12:47:12 | Athelstan・Doherty
コーベットは,何とラナルフに起こされます。ようやく追い付いたのね。あれから約2年,彼は,。。。ななんと呉服商の娘と結婚していたんですね! ええ?君はまだ19才ではないか? 。。まあ,17才で死刑を言い渡される位の奴だから,ある意味,「しっかり」しているのでしょう。

ところで,コーベットに関しては,長身,憂いを帯びたイメージから,某ヘルシング俳優なんかピッタシでないかと,勝手にイメージしております(笑)が,ラナルフに関しては。。実は,某草原の国の王に愛された,賢いホビットをイメージしております。時折見せる眼光の鋭さや主人への忠節など,合っていると思いますので。。

違う~!と思った方,ごめんなさ~い!

さて,前日や当日の出来事をまとめてみたコーベット,バーネル卿のお望みの情報を手に入れるには,とにかく早い事,事を済まさないと,国外退去の可能性があると見て,

大胆な行動を。。。

なんと,ずばり王座を狙う,ロバート・ブルースへの接触を計画します。彼はどこにいると聞かれて,察しの良い修道院長は仰天です。

。。。という事で,コーベットとラナルフは,ロバート・ブルースに会う為,修道院長に彼が潜伏していると教えられた町Leithにやってきました。ロバート・ブルースって,何だかロックシンガーみたい(笑)な名前ですが,れっきとしたロイヤルファミリーの家系であり,(実はこの家、代々家長はロバート・ブルース(笑)なので、ややっこしいのですが)その孫は後に王位を力ずく(汗)で奪取,ブルース王朝を築いたロバート1世です。

何か,王家の家系にしては,相当ワイルドな人ですね。まるでバイキング。英語が喋れるのは,不思議な位。(一応イングランド王に仕官した経験があるそうで) でも,お世辞もはったりも通用せず,体育会系でないコーベット,ちょっとてこずっております。(笑)

イングランド王は,余が跡継ぎに相応しいと思っているはずじゃ! アレキサンダーの父親は余に王位を譲ると約束したが,その後再婚してアレキサンダーを生んだのじゃ。余の方がよほど王に相応しいと言うに。あやつは好色にふけりおって,愛人のフランス女に熱を上げおって。。。

。。と言いかけて,一体誰の前で何て事を言うと気付いた(笑)ロバート・ブルース,コーベットとラナルフを追い出します。

コーベットはちょっと呆れつつ,ラナルフと一緒にエジンバラに戻ります。


Run!Run!Run!