ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Crown in Darkness : (14)(15)

2008-09-27 00:43:05 | Athelstan・Doherty
一行は,帰り道に刺客に襲われます。コーベットはクロスボーと愛用のウェルシュナイフ,ラナルフと他のお付は剣で応戦。おっ,ロンドンのドブネズミだと思っていたけど,ラナルフ,いつの間にか剣を使えるようになったんだね。しかし,お付きの1人は致命傷を負い,亡くなってしまいました。名前も知らなかったと呆れる(うっそ~~私もだよ!(汗))コーベットです。

お葬式の後,コーベットはラナルフをウィシャートの所へ御遣いに出します。そして,ウィシャートに謁見。アレキサンダー王とヨランダ王妃の関係を,直接ではさすがにはばかるので,それとなく話した後,コーベットは,アーセルドウンの事件について詳細をウィシャートから教えて頂きます。彼はアーセルドウンとシートンの遺体を検視する事を決め,ジェームズ・セルカークを護衛に,彼らが埋葬されている教会に向かいます。

St.Gilesの教会。。お金持ちはちゃんと埋葬されるそうですが,貧しい人は適当に埋葬してあるので,骨なんかが出ているそうです。(滝汗)実家が貧しかったアーセルドウンの遺体も簡単に掘り出す事ができました。お付達はラナルフも含め,もうびびって遠巻き状態。(笑)コーベットは,首を絞められた跡を確認すると,シートンの墓を暴きます。シートンの遺体は,アーセルドウンより古いにも関わらず「新鮮」。ほほ~ヒ素ですね。(どっかでそんな事聞きました。本に書かれてなくても,わかりますわ。コーベットはまだその理由をわかってないので,内緒よ。(笑))

コーベットは,再びウィシャートと会合。今度は,アレキサンダーとヨランダの,微妙な結婚についての話を聞きだします。そしてセルカークから,王の遺体を発見した状況を聞きます。コーベットは,何故セルカークが,崖の上の道から王を発見できたのか,不思議に思っていました。これを聞いて,コーベットに激怒するセルカーク。実は,セルカークは,崖の「上」ではなく,海沿いの道からKinghornに向かっていたのだそう。で,それは天気の良い時は皆普通に使う道だとか。また,セルカークは,Kinghornの屋敷にも,崖の上にも行ってないのだそう。(コーベットは,セルカークが崖の上から王を引き上げたと考えていたので,これは非常に興味深い発言です)

ここで,何故王妃が行方不明になった夫を探させなかったのか,ますます不思議に思うコーベット,どうしても真相を聞くべく,その日Forthから船に乗ろうとしているヨランダを,ウィシャートに頼んで止めてもらう事に。


Run!Run!Run!