ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Crown in Darkness : (13)

2008-09-25 21:19:04 | Athelstan・Doherty
コーベット,ラナルフ,お付きの一行は,Firth of Forthの船付き場へやってきます。船頭を待つ間,彼等は初夏のさわやかな気候を楽しみます。え? こおろぎがいるんですか。スコットランドでは初夏の虫なんですね!

船頭から,当日に亡くなったもう1人の船頭は,前日にフランス人を乗せたという情報をゲットします。(何故捜査初日に言わないんだよ(笑))Kinghornの屋敷に付いてみると,前王妃のフランス帰国準備でおおわらわ。どうも,彼女が妊娠していたという話は,ウソだったようです。

屋敷で前王妃のお目通りを待っている(これが何故か何日もかかる(汗))間に,コーベットは御用聞きの飲ん兵衛アレキサンダーから,前日にForthを渡ったはずのフランス人は到着してなく,ベンスティードが彼の召し使いと一緒に来ていたという事を聞きます。そして,王様がパーティ会場から出る前に,彼が来るという知らせが来ている事を確認,また王様はその頃ちっとも王妃様を訪ねて来てなかった事,などを聞き出します。

となると,何故あの荒天の中,王様はわざわざ嬉しそうに急いで出て行ったのか,ますます不思議ですね。ベンスティードは一体何していたのでしょうね? しかしもしイングランドの公使である彼が,スコットランド王の暗殺に係わったとしたら,そりゃどエライニュースです~(汗)

しかし結局謁見のお許しならず,前王妃は出立する事に。がっかりのコーベット,Kinghornを後にしますが,すっかり侍女アグネスとお楽しみ(汗)のラナルフが耳寄り情報を提供。なななんと,前王妃,「妊娠したフリした処女」なのだそう。(滝汗)コーベットは,Inverkeithingの酒場にアグネスを呼び付け,前王妃とアレキサンダー王は,お床入りをしてない! あ~,アルカサルでもありました(あの時もフランス公女でした(汗))が,国と国,王族の結婚では,これは非常に大事な儀式,だったのだそう。え?皆で見守るんですよ。もちろん。ったく,人権も何もあったもんじゃありませんよねぇ。(怒)。。。で,しかも,ヨランダには,「侍女カノがいた」疑惑も。。いいんでしょうか,そこまで言って。

船頭からの情報で,亡くなった船頭仲間の未亡人,ジョアン・タガートに会ったコーベットは,彼女の夫は「フランス人」を乗せた後,殺されたと聞きます。そこで,コーベットはまた船頭に頼み,今度は,対岸で「何かを隠すのに良い場所」を指定,すると,幾つか洞穴のある場所に連れていかれました。そこに,数ヶ月前に馬を一時的に置いていたという証拠も掴みます。

お勉強:船着場から向こう岸にあたるInverkeithingは、現在では船舶解体業が盛んなのだそうです。(汗)おおっと、残念?(^^;)ながらHMS Temeraireの名はありませんよ。


Run!Run!Run!