久しぶりにBBC版です。今日はゴンドールキャラファンの間では,賛否両論というよりはっきり言ってしまうとちょっと評判いまいち,の,映画ROTKのあのシーンについて‥‥
ミナス・ティリスにファラミアが帰ってきました。が,ナズグルに追い回される所は省略。原作や映画のようにピピンが一目惚れ♪したのかどうかはわからず,あっさりとしています。いつも映画の悪口ばっかり言ってますが(汗)ファラミアとピピンの関係に関しては,映画の方が◎でしたね。
次はデネソール,ファラミアの親子に,ガンダルフ,ピピンを交えたシーン。原作ではここで食事ですが,BBC版は食事かどうかはわかりません。ガンダルフは積極的に質問したり,原作よりもややアクティブに振舞っています。でも映画のように度が過ぎてデネソールを小バカにする,というような態度は取りませんよ。
執政家親子の会話は,原作には誰がどういう顔してどういう言い方をした,という事は一切書いてありませんので,監督さんや俳優さんの解釈の違いが出る所ですね。BBC版のファラミアは,顔が見えないという事もありますが,すごくクールで,お父さんに可愛がってもらえない辛さを表に出しません。
‥とここまで書いてて,突然,BBC版ファラミアのこのクールさは「あり」だわ。と思い始めました。このごろうっかりあたかも「映画が標準」のように考えてしまいがちですが,実は私は映画を観る前はBBC版の方に近いイメージを持っていたのでした。きっと,日本人である私の感覚は,イギリス人の感覚により近いのだと思います。
それに対して,映画はこのシーンに関しては,ニュージーランド人の監督,脚本家と,オーストラリア人の役者さん同士の演じる親子。これはこれで,また,ニュージーランド人やオーストラリア人の国民性に合ったものなのでしょうから,それでよいのですが,やはり封建社会の歴史を持つ国の人間から見たら,これは随分現代的なアレンジがされているなあ,と思ってしまいますね。
そう言えば,前にも文句を書いたのですが,原作では,日本人の私には耳が痛かった,ガンダルフが廟所でデネソールに言うこのセリフ,
ミナス・ティリスにファラミアが帰ってきました。が,ナズグルに追い回される所は省略。原作や映画のようにピピンが一目惚れ♪したのかどうかはわからず,あっさりとしています。いつも映画の悪口ばっかり言ってますが(汗)ファラミアとピピンの関係に関しては,映画の方が◎でしたね。
次はデネソール,ファラミアの親子に,ガンダルフ,ピピンを交えたシーン。原作ではここで食事ですが,BBC版は食事かどうかはわかりません。ガンダルフは積極的に質問したり,原作よりもややアクティブに振舞っています。でも映画のように度が過ぎてデネソールを小バカにする,というような態度は取りませんよ。
執政家親子の会話は,原作には誰がどういう顔してどういう言い方をした,という事は一切書いてありませんので,監督さんや俳優さんの解釈の違いが出る所ですね。BBC版のファラミアは,顔が見えないという事もありますが,すごくクールで,お父さんに可愛がってもらえない辛さを表に出しません。
‥とここまで書いてて,突然,BBC版ファラミアのこのクールさは「あり」だわ。と思い始めました。このごろうっかりあたかも「映画が標準」のように考えてしまいがちですが,実は私は映画を観る前はBBC版の方に近いイメージを持っていたのでした。きっと,日本人である私の感覚は,イギリス人の感覚により近いのだと思います。
それに対して,映画はこのシーンに関しては,ニュージーランド人の監督,脚本家と,オーストラリア人の役者さん同士の演じる親子。これはこれで,また,ニュージーランド人やオーストラリア人の国民性に合ったものなのでしょうから,それでよいのですが,やはり封建社会の歴史を持つ国の人間から見たら,これは随分現代的なアレンジがされているなあ,と思ってしまいますね。
そう言えば,前にも文句を書いたのですが,原作では,日本人の私には耳が痛かった,ガンダルフが廟所でデネソールに言うこのセリフ,
Authority is not given to you, Steward of Gondor, to order the hour of your death. And only the heathen kings, under the domination of the Dark Power, did thus, slaying themselves in pride and despair, murdering their kin to ease their own death.が映画では正しく使われなかったのは,ひょっとしてこのセリフの持つ意味を,PJは正しく(と言うか,日本人と同じ感覚では)理解してなかったのかも(汗)ですかね。。。