映画「十三人の刺客」をご覧になりましたか。
ダイハードの時代劇版という感じで、理屈抜きに楽しめるアクション映画でした。
将軍の腹違いの弟という立場に甘んじて、悪行の限りを尽くす暴君を討ち取るためにわずか13人が300人を超える軍勢を迎え討ちます。
このため中山道の落合宿を買収。大掛かりな罠を仕掛け、参勤交代を狙います。
舞台となった落合宿は現在どうなっているのでしょうか。
疑問に思い、バイクで出かけました。
しかし、「落合宿」はツーリングマップルに載っておらず、場所がわかりません。
ナビで検索しても出てこないため、とりあえずJR中央線の「落合駅」へ行ってみました。
駅の名所案内に「落合宿」はありません。
次に駅は駅でも、道の駅「きりら坂下」へ行ってみました。
とりあえずだいたいの位置はつかめました。
お昼になったので、19号線沿いにある木曽ごへー本舗で昼食をとりました。スキー帰りにたびたび寄る店です。
蕎麦とごへー餅(この店はこう書きます)の定食です。
木曽の五平餅はみたらし団子のように丸いのです。
「落合宿」はこのあたりかなとスピードをおとしてみると郵便局に案内板がありました。
向かいのコミュニティセンターに駐輪して散策することにしました。ここには案内図もおいてありました。
少し南に旧中山道が通っています。
宿場の名残が感じられる建物です。
大きな釜!
本陣です。
中に入れてもらえませんでしたが、通用門の隙間からパチリ
常夜灯がありました。
上の井です。ポンプになっていました。
宿場跡を出て、馬込宿方面に向かって歩いてみました。
しばらくすると民家もまばらになりいい感じになってきました。
と思ったのもつかの間、道の勾配がどんどん増していき息が上がります。
「徒歩でなくバイクで来ればよかった」と思いつつも、「こんな急坂はバイクでは怖い」とも思い返してみたり・・・
医王寺です。地獄に仏と言うほどでもなかったのですが、
この見事なしだれ桜には心いやされました。
ほどなく、目的であった石畳に到着です。
ここから、馬籠宿に向かって約1km石畳が続いているそうです。
帰り道は、下り坂なので楽です。
すると、行きは見落としていた景色に気がつくことができました。
道祖神でしょうか。
向かいに見える山も色づいていました。