愛媛・高知の城廻りの旅3日目です。
高知市内のホテルを出発し、朝9時前に高知城のある高知公園駐車場に駐車しました。
駐車料金は、1時間まで360円、30分延長毎100円です。
あいにく、未明から降り出した雨は、本降りになってしまいました。
関ヶ原戦の功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊は、1601(慶長6)年、高知城を築き始めました。
おりからの雨で一豊公も泣いています。
いきなり、高知城のベストショットです。
追手門ごしに天守が見えます。
板垣退助氏も泣いています。
高知城の石垣には多数の石樋(いしどい)が設けられています。
石樋は排水設備のひとつで、城内の水を外に流すためにつくられています。
また、その際に石垣に直接当たらないようにするため(直接石垣にそって流すと地盤がゆるんで崩壊を促進してしまうため)、少し突き出た形状になっています。
雨量の多い高知城ならではの特徴です。
活躍する姿が見えて良かった?
側溝も活躍しています。
石垣の様子
杖も用意されていますが、さほど上り下りはたいへんではありませんでした。
三の丸鉄門跡
詰門
階上は登城した武士の詰め所になっています。
三の丸
天守が身近に見えてきました。
しかし、ここからも紆余曲折しなければいけないのは他の城と同じです。
二の丸
二の丸から詰門を通って本丸へ
本丸から見た西多聞櫓
天守と懐徳館(本丸御殿)
現存天守であるだけでなく、御殿をはじめ本丸の建物がすべて残っているのは高知城だけです。
開館時間:9:00~17:00
休館日:12/26~1/1
利用料:18歳以上 420円,18歳未満 無料
入場券売り場で日本百名城スタンプを押印することができます。
本丸御殿正殿上段の間
お殿様が座る場所ですね。
左に見える襖は武者溜といって警護の者が詰めています。いざというときはここから飛び出してくるのです。
なんと、高知城では武者溜の裏側が見られるのです。
裏側まで見られるのは私の知る限りではここだけです。
天守最上階からの眺め
北側
日の丸が掲げてある広場が二の丸
本丸への通路でもある詰門と多聞櫓も見えます。
手前に見える高欄(手すり)は高知城独特のものです。
三の丸
東側
右手前に大手門が見えます。
南側
鉄砲狭間はGun Portsと訳されていますね。
本丸黒鉄門
鐘楼
時を告げるために太鼓櫓がおかれている城はよく見かけますが、鐘楼はめずらしいです。
ここにも石樋があります。
武者返しもあります。
帰路は山内一豊の妻がお見送りくださいました。
高知県立高知城歴史博物館
平成29年3月4日開館予定です。
開館後にまた訪れてみたいです。
ひろめ市場で飲みたいし・・・(昨夜は土曜ということもあり満席でした)
このあと、桂浜の坂本龍馬記念館に向かいました。