4年前発見されていた、噴門部に隆起性病変が大きくなっているようです。
検査結果には「粘膜下腫瘍 GIST疑い」と書かれていました。
精密検査として、CT検査を無事終え、あとは結果を聞くだけです。
予想される結果を考えてみました。
【パターン1】病変が小さいため、このまま継続観察
【パターン2】除去手術→病理検査の結果、良性腫瘍と判明
【パターン3】除去手術→病理検査の結果、悪性腫瘍と判明
もちろん、パターン1が最良ですが、いずれ除去施術を受けるならば2、3でも致し方ないかと思ったりします。
そもそも我が家はがん家系でもあるので、発症は防ぐよりも、より早期に発見して処置することが重要であり、そのために人間ドックを受けてきたわけです。
ただし、今年に限っては・・・・ちょっと待ってほしい
どういうわけか、現在、職場で主要な役に就いてしまい、12月~3月にかけて離れることはできないのです。
手術を受けるにしても、せめて夏頃まで待ってもらえればよいのですが・・・
欲言えば、あと4年経てば定年となり、責任ある立場から離れることができるので、それまで待ってもらえれば最高です。
そう考えながら、検査結果を聞きに診察室へ向かいました。
医師の口から出た言葉は予想外のものでした。
「何も存在しませんでした。」
え?
「あらゆる角度から、見てみたのですが、粘膜下に何も存在してないことがわかりました。」
布団が膨らんでいれば、中に人がいると判断しますが、人がいなくなっても布団のみ膨らんでいたようです。
もともと腫瘍がなかったのか。あったものがなくなったのかはわかりません。
今後は、年1回の継続観察でよいそうです。
想定外の結果に驚きました。
もっとも、これですべてよいわけではなく。
人間ドックのかっか、メタボの私はあちこち見直さなければいけない数値だらけです。
今後は、これらをひとつひとつ正常値に近づけていきたいと思っています。
(終わり)