デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



アルシュ(Arches)通りと水道橋跡



ジェネラル・ルクレール通りから見る市役所と教会

ルーヴシエンヌという町は印象派の画家たちと深い縁がある。町のあちこちに作品が描かれた場所があり、絵画の場所を示す紹介板があるのだ。
ヴィジェ=ルブランの墓に詣でたら即パリに戻って次なる目的地に足を運んでもよかったのだが、せっかくルーヴシエンヌに来たわけだから、帰りの駅までにある町に住んでいたアルフレッド・シスレーやカミーユ・ピサロ縁の場所を探してみようと思った。(タイトルにある番外編あつかいでなく、こっちをメインに私ならするけどなぁと言う人もおられる方が多いかもと、これを書いていて思う(笑))
で、真っ先に探してみたかったのが


シスレー「ルーヴシエンヌの雪」(1878)(オルセー美術館蔵)

が描かれた場所であった。
手がかりとしては、小学館の「世界美術大全集・西洋編 22」p422~423にある解説しか調べていかなかった。





道を間違えたところにいた猫



右にグランド・フォンテーヌ通り



グランド・フォンテーヌ通り

解説では作品が描かれた場所について特定していない。しかし、実際に行ってみると、あぁなるほどねぇと思える感じではあった。(以下の画像のいずれかの場所が描かれた場所であると断言はしないし、門外漢の私に責任は持てないことをお断りしておく。)











ひょっとして、ここではないか?と思った、その①



ひょっとして、ここではないか?と思った、その②




個人的には「その②」の場所がそうかも?と思う。
当然、シスレーが居た頃とは建っている家やその壁が異なっている可能性は十分にあるし、そもそもルーヴシエンヌ内の別の場所である可能性もある。
しかし、短い時間ではあったが探索を楽しむことができた。別の絵で場所が判明しているところにも行ったが、それは後日。

つづく

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