缶詰だけど、それが何か?

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NS706_手打麺処 三朝(うどん/千種)

2012-09-04 23:21:36 | 食べ歩き

9/4(火)

人前で話すことは難しい。
原稿を読むだけでも、どこをだ?なんて見失うことすらある。
まして、原稿が読めなければ、東大受験並の難易度になる。
失敗するのは当たり前のこと、ヒトラーなんてそうそう出現しない。
繰り返し失敗して、話せるようになるだけ、
凡人にできることはそれだけである。

昨夜、今池へと足を伸ばし、さらに桜通を西へと進んだ。
しかし、食指をそそられるような店はなく、
車道を南下しても、出迎えてくれたのはシャッターだけ。
ホントにこの街はどうなっているんだろ?
東京よりも過酷だ。

そんなことでちょっとだけ疲れたけれど、さすがにホテル。
温度調節がうまくいかない、寒すぎたり暑すぎたり。
結果、寝ているのか起きているのか・・・



諦めて起き上がると、しっかりとした雲に覆われる名古屋の街。

何が何だかわからんままに名古屋支社へ。

8時過ぎだから、来ているのは女性社員2人だけ。
営業担当も、そして取締役も来ていない。
おまけに致命的な間違いがあるとのことだけれど、
それが何だかわからない、取締役が言っていたことだから。

取締役が支社に到着して判明する、致命的だということが。
最終的に採用したキャッチコピーがアウトとのこと、
ちょっとネガティブな言葉だけれど、そう言っておいたことが、
英語に詳しい人間のチェックで裏付けられてしまったのだ。

しかし、昨日、先方に資料は持っていってしまっている。
ヤバいな、そう思う。
提出したモノをひっくり返すなんて最悪だ、
準備不足も甚だしい、そう受け取られてもしょうがない。

起きた時の空模様以上にどんよりとした気持ちで出発。
プロジェクタのセッティングをしている間に、
今日の進行やプレゼンの審査の仕方までレクチャーされる、
もちろんオレたちに向けてではないけれど。

スタートはプレゼン初体験の営業担当から。
言葉を間違え、さらに空白の時間を作る。
しょうがない、初めてなんだから。

それを引き摺った取締役の説明も歯切れが悪い。
そもそも時間が短すぎるんだけれど・・・
しかし、予想以上に反応が悪い。
難しいかもしれない、そう覚悟する。

帰り道、営業担当が暗い、そりゃそうだ。
まあ、慰めつつ、ちょっとアドバイス、
そんな先輩はいなかったなあ、そう思い出しながら。

午後、来てもらうことになっていた、
デザイナーの事務所が近いことに気付き、
予定を繰り上げて、近所のマックまで出てきてもらう。
まあ、顔合わせでしかないけれど。

支社に戻って、仕事を片付ける。
今日は絶対にカレーうどんを食べる
そう主張する取締役だけれど、場所は知らないのだ。
なんて店ですか?と聞いてみると、
わかんない
そもそも方向音痴だから、店名がわかっていようと、
場所がわかっていようと到達できる訳がない。

なので13時前、店を知っている営業担当と支社長とともに表に出る。
なんて店ですか?そう聞くと、
さんちょう
あん?
山頂?そこまで苦労する?
三丁?3丁目はどこでもつ?下ネタじゃなく。
三兆?それじゃ高過ぎだ。
三朝ですよ
どういう意味だ?わからん。

34度の直射日光に炙られながら、ずんずん進む、
とても、うどん屋があるとは思えない住宅地を。
5分ぐらい歩いた所で、その三朝がある。

かなり広い店内だけれど、さほど混んでいない。
さほど待たずに・・・なんて思ったけれど、
13時半になってもまだ出てこない。
14時から打ち合わせがあるんですけど・・・。
結局、あまりに遅いので14時半からにリスケ、
というほどのことか?



チーかつカレーうどん(850円)
そもそも名古屋にいた時に食べたカレーうどんは
そばつゆとカレーが分離していないタイプ。
だから、東京に帰って古奈屋のカレーうどんを食べたときに思った、
名古屋で食べてたじゃん、こういうカレーうどんを。
だから、なんだかちょっと懐かしい感じがする。

あまりスープ感はないけれど、まあカレーだ、カレー。
さほど辛くないから、これなら食べられる・・・
いや、後から来るな、ノドに、ひりひりと。

麺はかなりしっかりとした歯ごたえ。
しかし、カレーが濃いから小麦の味なんてわからん。

チーかつってなんだ?そう思っていたら、
単なるチーズフライがトッピングされただけ。
油揚げとネギ、豚肉はデフォルトかな?

さほど丼は大きくないけれど、激しく満腹、
ゲップを連発しちゃうぐらいに。

14時半からにしてもらった打ち合わせもなんとか。
しかし、今週末に提出できると思っていたけれど、
それは1週間延期・・・先方が納得してくれるか?
営業担当の口だけだ、頼りになるのは。



16時10分発ののぞみ128号で名古屋を後にする。
なんだか疲れたなあ、さすがに。
豊橋ぐらいまでは起きていたけれど、気付けば小田原。
新横浜を過ぎたあたりで、ずっと窓を見つめる。



みたけ歩道橋
大井町を過ぎ、大崎の手前で見下ろせる、
山手通りに架かる歩道橋。
他の歩道橋も試みるけれど、やはり失敗する。
新幹線は速すぎるのだ、デジカメで追うには、
携帯で撮るとさらにおもしろくなる。
平凡はデジカメではやはり・・・