それは、易きに流れる前の事、いや、易きに流れた後の事。
嫁さんがシカゴピザに電話をしたら、1時間ぐらいかかるとのこと。
じゃあ、その間に・・・
嫁さんはカーヴィダンスに、オレはキッチンへ。
鍋にオリーブオイルをひき、
乾燥ニンニクと刻んだベーコンを。
とろ火でじっくりと加熱し、香りをしっかりと出す。
その間にタマネギ1個をみじん切りにする。
タマネギにオリーブオイルを絡ませたら
蓋をして蒸し焼きにする。
しんなりしたら蓋をとって、水分を飛ばしながら、
キツネ色になるまでしっかりと炒める。
白ワインを100ccぐらい入れたら強火にして、
アルコールを飛ばす。
トマト缶を加える。
同量の水を加えて、ローリエと固形ブイヨン1個を。
ピンクペッパーにブラックペッパーを加えて、
中火にしてひと煮立ちさせる。
弱火に落として、煮込み始める。
昼ごはんを作る前に、あおばで買ってきた豚ロース。
白ワインをふりかけ、
岩塩に白コショウ、ナツメグ、タイムを擦り込んで、
さらにローズマリーで香りをつける。
そのまま冷蔵庫で5時間。
フライパンにオリーブオイルをひき漬け込んだ豚ロースを。
弱めの中火ぐらいで、全面に焼き目を付ける。
表面だけ焼き目をつけたら、トマトソースの鍋へ。
弱火に落として、蓋をして煮込む。
そこでピザが来るけれど、そのまま3時間ぐらい煮込む。
火を落として、あとは冷蔵庫でおやすみなさい。
嫁さんの倍以上も寝た鍋を、
スシローから帰って来てから叩き起こす。
蓋をしたまま弱火で煮込む、2時間ぐらい。
豚ロースを先に取り出して、粗熱をとってから、
包丁で・・・もう、ほろほろと崩れる。
豚の臭みはまったくない・・・そう思ったら、
豚臭いな
いやいや、だからトマトソースと一緒に喰えって。
そうじゃなかったら、トマトソースなんて作らずに、
豚ロースをフライパンで焼き目をつけて、オーブンで焼くって。
ていうか、これを作っておいたから、
スシローから帰ってきて、キミは寝られたんでしょうて。
ああ、なんとも。