12/13(金)
俺流
そもそも落合博満が、いや、周囲のマスコミが言いはじめた。
球団が組んだメニューには従わず、自分なりのやり方を貫く事を。
ただ、それは落合博満だから許されたことで、
駆け出しの無名の新人がやった瞬間に罵倒されて終わる。
俺の空以降、ラーメン業界にも「俺」が増えた。
2週間前に食べた店だって俺流塩らーめんだし。
そこで思うのだ、
誰?
「俺の」と称する割りに、その「俺」が誰なんだか。
落合博満でないことは確かだけれど・・・
ああ、起きられない。
目は覚めていても、起き上がろうという気力がない。
一段と冷え込んだせいでもあるえけれど、
背中にべったりと貼り付いた疲れのせい。
結果、あれを忘れた、ああ、これもだ、
そんなこんなで、いつもよりちょと遅れて家を出る。
富士山頂だけに分厚い雲がどっかりと。
風もそこそこに強いのに、90km先はさすがに・・・。
遅れたせいで、目黒線の乗車位置は1か月半前の弱冷車。
あの臭い、いや匂いの強烈な女の子もいなくなり、
けっこう空いたような気がする・・・戻すか?
今日も朝から秘密の業務である。
どうもこの仕事は気疲れがスゴいのだ、
だから疲れがとれないというか・・・。
11時に秘密の小部屋からデスクに戻る。
印刷会社から飯田橋の秘密案件の見積が来たので、
チェックすると、契約用に営業に出した試算よりもやや高い。
死ねるようなダメージではないけれど、再計算する。
営業担当は不在なので、クライアントに提出していなければ、
差し替えて欲しい旨をメールで。
情報誌のゲラを見たり、請求書のチェックをしたり、
気付けば13時半。
14時から来客があるので、昼ごはんにもいけない。
しかも、この来客にノリノリなのは取締役、
しかし、任せたよ、その一言で彼は昼食へ・・・。
単価も高いし、どうでもいい話を聞く。
まあ、15分ぐらいで終わったから、よしとしよう。
そそくさと会社を出て、日高屋へ。
昨日は市ヶ谷、今日は麹町・・・
何だか人生を間違えているような気がする、
たぶん、間違いなく。
もう14時をとっくに過ぎているのに、
何だ?この盛況ぶりというか、ほぼ満席なのは。
玉子とキクラゲ炒め定食(600円)
なんオレンジ色?
参ったなあ、確実に赤いやんちゃなヤツ、
必要ないじゃん、玉子とキクラゲに。
ただ、さほどキツくないから、まだいい。
この黒いもの何ですか?
ああ、キクラゲ・・・木耳?
切られていないキクラゲを初めてみたかもしれない。
てか、切られていないから唐辛子?
デカ過ぎるから玉子は玉子、キクラゲはキクラゲ、
まったくの別物となっているし、
訳がわからんぞ、この食べ物は。
食べながら外をみる。
売切御免 俺の創作らぁめん極や
いわもとQだった場所に黒い看板に金文字。
だから誰だよ?てか何様?
俺様
それぐらい言えるんだったら・・・ねえ。