花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

タイサンボク

2008-06-22 | 2008年花散策
木の花

梅雨空に大きくて白い花が背の高い木に咲く。昔(今から40年以上まえ)電車で通学していたときに窓から見えてとても気にかかり名前を調べた。「泰山木」というので中国から来たものだとばかりずっと思っていた。

   

それが昨年調べてアメリカから来た植物だとわかり驚いた。漢字で最初覚えているからてっきり中国原産と思い込んでいた。それも明治時代初期に入ってきている。
モクレン・コブシ・オオヤマレンゲなどの仲間である。その中でも特に大きい花を咲かせる。今日見たのは直径30センチくらいあっただろうか!!高木なので今迄写真撮影は諦めていた。今日は車から身を乗り出して丁度(車高がかなり高い車)のところに咲いていたのでラッキー。

   

10メートル以上の高さになる木なので公園とか大邸宅の庭木になるのであまり見かけないとおもう。花が咲く位置が高いので中を見る事はなかなか難しい。まして匂いを嗅ぐなんて~~無理。でも今日は良い匂いを鼻へ。オオヤマレンゲとほとんど同じ香り。上品。花に気品は少ないが大きく白い花はこの季節目立つ。

  

この木は多分農家のひろい庭にあったと思う。バイパスを付けるために立ち退きにあったが見事な大木なので残されたと思う。回りをすべてアスファルトで固められ落ちた花びらが無残に見える。なんとか生き延びたのだから咲き続けて欲しい。 
  
今は品種改良されたのか小さい木に咲くタイサンボクを見るが私はやはり梅雨空に見上げる高さで咲くタイサンボクがいい。この季節町を歩くときには探す。見かけると青春真っ盛りの時期にもやはり花が好きだった私を思う。

      

高知の街中を走るチンチン電車に乗り通学していたからこの花を見る事が出来た。
汗と伴に思い出すがもう昔見た場所にはない。
コメント (6)
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