
■メハジキ・キセワタ・タヌキマメ・メナモミ・ミソナオシ■9/17花散策Ⅳ
17日の散策は超豪華な花にあえた日だったので珍しい花のしりとりまでできる~。普通なら1つの花だけをあげてもよいのですが一挙に。

メハジキ(シソ科・メハジキ属)
面白い名は子供がこの茎を短く切って目を開かせて遊んだことから名がついたという。覚えやすいです。

キセワタ(シソ科・メハジキ属)
高知県内では石灰岩地のみに生育

河原や荒地などにあるメハジキによく似ている。葉がメハジキのように裂けない。日当たりのいい場所に生える。花はほとんど終わりに近かったので満開期に来年は見にこなくてはと思う。

花冠の外側に白い毛が多い。それを花に着せた綿になぞらえ和名が付けられている。なので写す方向によりこのよう真っ白にみえ綿を着せたよう・・納得の名前です。

石灰岩の間で生き延びています。余り沢山はない花ですので初見です。植物園内で見るのとは違い逢えた喜びは一入。過酷な環境で生き延びているのが良く分かります。

タヌキマメ(マメ科タヌキマメ属 )
近所にあったのが刈り取られがっくりしていたのですが他の目的があってきた山のなか水田脇斜面には沢山ありました・タヌキの顔がずらり。ユーモラスな姿とこの色が好きなので見つけるとつい顔がほころびます。午後開花なので丁度西陽があたり出した時間でもあり余計にきれいでした。
ここの水田はイノシシの被害があるので電気柵がしてある・・ちょうど持ち主の方がいて聞きましたがイノシシが入らないのでマムシもいますとのこと。生き物連鎖です。序に言いますと稲が黒くなっていた部分がありなぜかと訊ねるとは虫にやられてしまい枯れてしまった所との返事。食べられた田んぼの上をトンボがを多数飛来していて「綺麗」と私達は単純に思ったのですが・・・その虫を食べる為に集合しているのだそうです。これも生き物連鎖でした。植物観察だけでなくその他の事も学んだ1日でもあります。

メナモミ(キク科・メナモミ属)
毛深い茎・大きな葉・目立たない花。山野にはえる一年草。

ミソナオシ(マメ科ヌスビトハギ属)
マメ科の小低木。味噌の味がかわったときにこの茎・葉をいれるとよくなるからだとか。
17日にみたときに名前が分からず。次の日に牧野の観察会に参加したモチモチ・ぼちぼちさんから教えてもらいました。
白い花とマメがついていてでスビトハギに似ていると思ったので思っ通りの属。今まで見たことはなかったです。

この2枚はモチモチさん撮影です。

全体像はこんな感じ。ミソナオシ・・一度採取して使うのも面白そうです。
17日は頭が痛くなったと前に書きました。あまりにも沢山の花に会えたと言う興奮に知恵熱状態だったのだと思います。まだまだ続きます。