花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

コバノトンボソウ

2012-07-04 | 山野草
山野草  
■湿地①■7/4


今の季節近くの山に行くと割合多く見られるランのなかに「オオバノトンボソウ」があります。オオバがあるのなら「コバノトンボソウ」があってもいいいだろうとは思っていました。でも、高知県内ではまずあるのはオオバとしかきいていませんでしたのでそうか「コバノ・・」は見られないと思っていました。ところが高知じゃないけれど四国内にはあるとしり、今日見に行ってきました。ところがコバノと名がつくだけあって葉は小さく・・撮影できなかった。花もとてもちいさくて・・でも、好ましい色形をしていてすぐに魅了されました。
            (レ)

          (レ)

           
小さいけれど近寄っても見ると可愛く・色も緑より黄色に近くなかなかいい。距がとても長く(12~18mm程度)
水平から上方に反えっている。        
           
花はトンボが止まっているようにほぼ同じ向きをむいてついている。
            


            
こんな場所に咲いていると見つけにくいわねえ!
              
早くから開花していたのは種になりつつありました。

コバノトンボウソウ(ラン科・ツレサギソウ属)
分布・北海道から九州・小型の多年生草本。花期は6月~8月
湿原に生育し、高さ20cmほど。植物体は繊細で茎も細く、花も黄緑色なので花が咲いていても他の草に紛れ簡単には見つけにくい。
名の由来・トンボがとまったような形に見えるから。葉は1枚。
 コバノトンボソウの母種であるホソバノキソチドリは亜高山の湿原に生育する種。
コバノトンボソウはこれよりも低い湿原に生育する。温暖な場所に発達する湿原にも時折生育がみられる。今回見た場所もそれに該当する。

お初のランで、それもまず高知では見られないものに良い状態で見られ行ってよかった~と皆大感激をしました。案内してくださった地元の方には厚くお礼申し上げます・・・撮影した時間はとてもとても暑かった・・です。
           
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする