花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ノハナショウブ・トウカイモウセンゴケなど

2012-07-05 | 山野草
山野草  
■湿地②■7/4
  
 湿地での最大目的の「コバノトンボソウ」がベストの状態で見られたのであとは余分。とはいえ高知では自生が見られない花が他にもあり、喜ばせてくれました。湿地が高知には少ないのでこれらの花を見られたのはかなり嬉しいことなのです。
            

              
ノハナショウブ(アヤメ科・アヤメ属)
牧野博士が学名をつけた花
ノハナショウブはカキツバタやアヤメよりやや涼しいところに生え、湿地に咲きます。花びらに黄色い筋が入るのが特徴。この園芸品種が「ハナショウブ」日本の伝統園芸植物で、全国各地に花菖蒲園があり、季節になると色も形も様々なものが愛でられています。でも、凛として咲く野生の「ノハナショウブ」私は原種が一番美しいと思います…高知県内に自生がないのは残念です。

天気が良い日のそれも午前中・・開花のこれにも会えたのは梅雨のさなかの晴れ間に来たからこそ見られたのが「トウカイモウセンゴケ」です。これこそかなりラッキーでした。11時過ぎには曇ってきて

      
いきなりつぼんで来たのです。太陽が当たっている部分は開いているのに左はつぼむ
沢山あったので小さい花とはいえ一面ピンクが見られ「お~」と声をあげてしまいました。
            

            
下から順に開花して行くので頂部に1花開いています。最初の開花から20日ほどたっているようです。
              
例外はあるようで2花さいているのもみつけました。
            
花と葉を一緒に撮影できなかった。葉はこのようになっています。
トウカイコウセンゴケ(モウセンゴケ科・モウセンゴケ属)

近くには同じ仲間の「モウセンゴケ」も開花しています。でも、白はやはりめだちませんね。
        (レ)

            (レ)

      (レ)
            
モウセンゴケの葉
モウセンゴケ(モウセンゴケ科・モウセンゴケ属)

トウカイモウセンゴケは「モウセンゴケ」と「コモウセンゴケ」の交雑由来の独立種。両種の中間的な形態を示すそうです。高知県内にないのではるばるでてきて見られたは嬉しい限り・・それも先日コモウセンゴケの群生地へ行きながら午後だったので開花見られず悔しい思いをした後。なので県外で「トウカイモウセンゴケ」の開花を見られたのは超ラッキーといえるのでしょう。


      
コメント
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