
■満開マメヅタラン~■横倉山②
横倉山は牧野博士が通った植物の宝庫の山です。この山で「コオロギラン」も発見命名もしています。一年を通しして通っている方が今でもいる植物愛好家には憧れの山という感がある山です。山を登る人間にはさほど重要視されずまだ登ったことがないという人もいます。でも、兜岩コースで登り横倉宮も過ぎ、畝傍山眺望所から空池もめぐり杉原神社まで下り登山口まで歩くとかなりの距離になります。なので登山目的でむかっても十分楽しめるのです。

第一駐車場からすぐの登山口には「急な坂で岩場の多い登山道」ですの看板もあるのです。
鎖場もあるのですがそこを通過せず行くことが可能ですので危険ではありません・

カンサイスノキ

越知の市街地と蛇行する仁淀川を眼下にみながらいくので気分爽快です

ヤマツツジはまだあり、たのしみましたが4月中旬にはアケボノツツジも見られるコースでもあります。
この季節に登った事がなく気が付かなかったのでしょう・・・着生ランであるマメヅタラン群生を見つけました。


それもかなりの数がびっしりとついて咲いています。杉原神社近くでは見た事あったのですがここにあるとは嬉しいであいでした。

イチヤクソウ
これも又多くあります

シイノトモシビタケ
光るキノコとして一躍脚光を浴びているキノコです

イワガラミ
今回はショートカットをして下山したので短時間の登山花見でしたがそれなりに花を見て回ったのです。

ジガバチソウ
これは昨日UPしましたが再度あげます・・というのはこの名の由来ジガバチに花が似ているからとは知っていましたがそれ以上のこと知らなかった。
今回もう少し調べてみました。「ジガバチ」は、ジガバチ亜科(ジガバチ族)ジガバチ属の昆虫で、名は、その羽音に由来。虫をつかまえて穴に埋め、似我似我(じがじが、我に似よ)と言っているとの伝承に基づく。じがじがと唱えたあと、埋めた虫が後日ハチの姿になって出てきたように見えたためである・・・ここまで調べるとちょっと怖いような気もしました。