
■雨ですが・出かけました■寒風山の花は後まわしにして今日見てきた美しいものをあげることにします。今日は牧野植物園で「分類学セミナー・セリ科」がありました。セリ科はまったく知識ないのでで少しは勉強しておこうと参加してみました。高知県内には40種ほど生育するとか世界には3780種あるとか色々話をききましたが一番知りたいのが実物を見ること。

ウマノミツバ

ヤブジラミ
生体を触って葉を比較し幾つかは覚えられたみたいです。
園内を回れば花はあるのですが12時で終わったら近くの山に行く予定をしていたのですぐ目の前に見られた花2種のみの撮影でした。

シロバナクズ

オオガバス
今にも雨が降りそうな空模様ですが山へ向かいました。先輩が綺麗なキノコ「ウスキキヌガサタケ」が開花しているからよっていこうと言ってくださったので「ラッキー~行きます!行きます!」と即返事をして行きました。


美形の「ウスキキヌガサタケ」がすくっと立っています。何度見てもこの黄色いのドレスの繊細なことには驚かされます。1つしかないと聞いていましたが少し離れた場所に2つ寄り添いあるではないですか!!

仲良し夫婦が寄り添い語り合っているようで見ていて微笑ましい。

角度を変えて見ると「ねえ~お前」と言っているようでした。なかなか綺麗な状態のにはあいませんので午後になって美しい個体が見られ幸せになりました。
ウスキキヌガサタケの動画はこちらにあります併せてご覧ください
その後近くを見て回り、オオバノトンボソウ・オオミヤマウズラなどの株を見てランも多い場所だなと感じました。

ツチアケビ

ムギラン・・もう少し早く来れば花が見られたのにと思われる状態でした。


ナツツバキ
見た後、目的の山に着いたのですが・・残念ながら虫に食われてランは全滅。マルバノイチヤクソウは細々の開花で撮影意欲わかず下山しました。
降りる前には大雨となりました。

車から撮影してもレンズは雨粒で濡れる状態でした。でも、セリ科のお勉強もしたし、綺麗なウスキキヌガサタケも見られたし雨であっても充実した一日が過ごせたのです。
セリ科全種を見て覚える事・・これも目標としましょう。