花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

オオバアサガラ

2008-06-15 | 山野草
山の木の花

稲叢山への途中白いぶら下がった花が遥かむこうにみえた。多分オオバアサガラだろうと思ったが確認できない。近くで見たいなと思いつついくと、道ぶちに車がありそこで同行する3人が早くも花観察をしている、それも私が見たいと思ってる「オオバアサガラ」を!
   
   

大きな優しい葉の下に白くレースのような花を下げている、シャンデリアのようだと言うのが一番似合っているとおもう。もっと近くで見たいのだがこれ以上近づけない。

       

 残念に思っていたら何と!帰りに立ち寄った「木の根ふれあいの森」の卓上にどさっと飾ってあった。
思いは叶うものだね~~。

山地の渓流沿いに生えるエゴノキの仲間。6月の白の名花だと思うのはわたしだけかしら~。
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オオヤマレンゲ

2008-06-14 | 山野草
山の木の花

稲叢山の「オオヤマレンデ」を見に出かけていた。帰宅がなんと8時半を回った。夕食の準備をして片付けと忙しかったのでUPが遅くなってしまった。今日の報告としてせめて1枚だけでも花を届けます。詳しくは明日以降に順次沢山の花が届けられるかな~~。写真の整理がついていないのでどうなるんだろう?。ボケばかりだとショック大です。

   

蕾の数が多いので今年は長く楽しめそうです。1つの花が開いている期間が短いので満開というのにはめったにあえないと思いますがどれかの木に咲いているのを見ることができます。
香りも良いので鼻を近づける事をお忘れなく。




   
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ヘメロカリス

2008-06-13 | 庭の木 【花】
庭の花

       

今日は趣味の一つの絵本の勉強に出かけていた。子供が生まれてからすぐに絵本と出会いそれからずっと絵本との関係が途切れることなく続いている。読み書かせにもたまに出かける。最近ぐっと減ったのが残念だとおもうけれども・・山に行くのが多すぎて結果そうなったのです。子供の前で読むのが一番自分の為になるのではあるがそれが出来ない今は、 高知こどもの図書館で月1回ある「絵本の時間」は私にとって貴重な勉強の時間である。大学の講義より深いのではないかと参加者が言った事がある。絵本作家1人の人生をたどりその中から生まれた作品を多数展示。1冊を図書館員が読んでくださる。自分で読むのと読んでもらうのとは視点が違い発見がある。

今日のように100年以上まえの貴重な絵本さえ手にとって見ることが出来る場はない。ガラスケースの中に収められ本来なら見ることが出来ないものを間近にみられるのは眼福である。なぜ急にこんな事をと怪訝に思われるかも知れないので簡単に説明する。
今日の絵本作家は、花を描く人。今、花を擬人化するのは誰でもする。でも1898年に(エルンスト・クライドルフ)がやった。プリムラとリンドウの花をみて人にした。花を観察し続けて花の特徴を活かし絵本にしたのだ。
花が好きで山に行く私は今日はとても楽しかった。「花のメルヘン」「アルプスの花物語」両方ともに花が多い。機会があれば見てほしい。

野の花で今・・何かをと思ったのだが思いつかない。
手近にあるのが今庭に咲く「ヘメロカリス」。園芸種である。でも、もとは日本や中国原産のユウスゲ・カンゾウがヨーロッパなどに行き品種改良されたもの。手を食わえすぎたものは色様々あり野生とはすっかり違う。形も大きいがこれは割りと小さくすっきりとしているので好きで植えている。1日しか日持ちがしないが丈夫で栽培しやすい花です。







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アオテンナンショウ・ルイヨウボタン

2008-06-12 | 2008年花散策
山野草

一昨日(6/10)花散策に出かけた。目的の花に会ってとても嬉しかったのだが盗掘の危険があるので花の写真すら出さないことにした。花は野に置けを徹底できればいいのだが現実はそうではない。盗掘跡を見るほどいやのものはない。
この場所は「アオテンナンショウ」が多くあった。その上大きかった。

     

70センチほどになると調べると書いてあったがこれはごらんの通り1メートルを越している。この前にも写真を載せたがあまりにも見事なので紹介します。今新聞紙上を賑わす事の多いテンナンショウの仲間です。

   

「ルイヨウボタン」開花後の姿です。皿が峰にあるのは知っていましたが(ここは、監視員が巡回をしている)まさかあるとはおもっていない下山途中あったのです。突然大きな葉姿を見て嬉しくなりました。花が咲いていればなお嬉しかったのですが時期が違うので無理です。上品な花でお茶をする人からは特に好まれるようです。葉の形がボタンに似ているので類葉牡丹です。花をお見せしたくて画像をおかりしました。自分で撮影したのを原則載せていますが来年まで待たせたくないほど私は好きな花です。好きな花を見て頂きたくブログをやっているので今回は例外。それにこの画像の美しい事!!どうぞ見てください。来年こんな姿に是非会いたいです。

  

「楽しい山登りのホームページ」の(裏庭散歩)
http://jaja.my.coocan.jp/uraniwa/index.html からお借りしました。

    
   

   
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銅山越え《近世遺跡・花 Ⅲ》

2008-06-11 | 2008年花散策
山野草

露頭を過ぎてすぐの道を西山に向けて歩き西赤石の見える稜線に出た。風が強くて寒いし歩きにくい。

  

西赤石が雲の下に見える。新居浜の方は見えるのだが丁度山には雲が掛かり鮮明には見えない。でも、肉眼はこんなときは便利なもので見たいものは見えるから自分のなかではもっと見えた。兜岩も見え、ほんのこの前のアケボノツツジも喧騒も嘘のよう。コメツツジとツガザクラの低木のある坂道を西山に向けて登る。

 

初めて西山の頂上を踏んだ。もっと近いと思っていたのが思っていたより随分遠かった。多分お腹が減っていたのと寒さで体力が落ちたのだと思う。上着を身に着けたHさんを見習うべきだった。

   頂上から西に少し行くと見えたツナクリ山。
少し変わった形をしているので目立つ。アケボノツツジの季節はこの斜面もピンクになる。

  

西山から銅山峰までの間にはアカモノ・ツガザクラが途切れなくある。ツガザクラは雨に打たれ虫に食べられ遠方美人状態。それでも残っているというだけで嬉しい。
コメツツジはまだ先に咲くので蕾に色すら見えない。コメツツジの開花時期は梅雨の盛りなので満開を見た記憶がない。雨でも花を見に登るほどの馬力が無いので見ずに終わりそうだ。写真すら撮っていないのは無関心の証拠。

    

「ホソバシロスミレ」               「コケイラン」
気に掛けて探していたスミレを見つけたのだが風が強く写した7枚全部ボケてしまっていた。葉が細くて見分けやすいのでこれはわかる。探さなくても沢山あった。
コケイランもわりと見つけやすかった。

  

西山との標高差は120メートル。ここから登れば30分かかるので一度も西山に行った事がなかった。今回の様に最初から散策をしに来て西山を目指さねばいつまでも西山を知らずに済むわけだ。良い機会となった。

  

東山までは散策しようと計画していたので少しあるきだした。しかし、急に空が暗くなり今にも雨が降りそうになった。
  

尖った山が西山。
分岐から7分地点から撮影。
  
   

「ツルカノコソウ」

     

「カマツカ」
  

色白  「アカモノ」と すっきり 「コケイラン」

  

「ヤブウツギ」

「オトコヨウゾメ」「「サワギク」もあったが・・ボケてしまっていた。
同じ時期に入った知人は、「ウメガサソウ」「ジガバチソウ」も見かけたそうです。
アカモノを充分楽しみゆっくりと散策でき何より雨にあわずに下山でき幸せでした。いつも運転してくれるカツオさんに感謝!。
    

  
 

 


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デイゴ・ひまわり《近所の花》

2008-06-10 | 庭の木 【花】

 
今日は、(も?)朝早くから山に行っていた。帰宅して、犬の散歩、夕食の支度をし食事も終えほっとしようとした。しかし、今日の分UPせずに出かけたことに気付き大急ぎでやっている。昨日は、高知は上等の天気だった。いかにも暑い夏の到来を告げる日差しが降り注いだ。そうだ、近所に盛夏を告げる花があると思い出し出かけて写してきていた。


デイゴです

 沖縄の県花になっているデイゴ。この花はなんと言ってもその鮮やかな原色の赤花にあります。特に満開時期のデイゴは熱帯の雰囲気たっぷりで青空の背景が似合います。夕方出かけたので青空が無いので残念ですがいかにも熱帯の花と言う雰囲気は伝わると思いますがいかがでしょう。
 デイゴは東南アジア(沖縄含む)原産の熱帯花木です。生長が早く、原産地では街路樹としても使用されますが、寒さに弱いので日本では温暖な地域以外ではあまり植栽されません。でも、我が家の近所では庭木にしています。沖縄では4月頃から花をみることができるらしいですが高知では5月下旬ごろからしか見られません。ぐんぐん大きくなるのでバツサリ切り落としている姿を見ましたが又大きくなっています。夏の花ですね。

        
ヒマワリ


これも夏の花です。近くの畑に植えてありました。梅雨のさなかにここはもう夏が来て過ぎようとしているのかと思うくらいです。種がついているのもあるので驚き~肥料にするんだそうです。
梅雨の晴れ間は今日までで終わり、明日からは雨の毎日になりそうですが近所には夏が来ています。
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銅山越え《近世遺跡・花Ⅱ》

2008-06-09 | 2008年花散策
山野草

ダイヤモンド水を過ぎるとすぐに橋が架かっていて滝がある。水量が多いし岩の雰囲気も良い。

     

それから二手に分かれるので今日は登りは左の道を選んだ。

   
目出度町と書いてあるので「めでた」と読んだがHさんが「めった」と言うんだと教えてくれた。「ガマズミ」の白い花が咲いている。花びらが落ちているので気がついた。登りは一生懸命なので周囲をあまり見ていない時が多いので普段は花に目を向けない場合があり見落とす。昨日の雨のお陰かもと思う。

   

「シロドウダン」かな?と思うが自信がない。ドウダンにしては形が違うな?蘭塔婆(らんとうば)と呼ばれるお墓の跡に咲いていました。ここは高台になっていて周囲が良く見渡せます
こんなところにと思いますが昔は繁華街だったそうで地名も目出度町。大火災が起こり、その時に亡くなった132人の鉱山関係者を弔う為に住友家が建てたお墓だそうです。先行していた男性がお線香・シキビを供え周囲を掃除もしておりました。帰りは結局同行し、いろいろ話をし再会を願うまで親しくなりました。

   

アカモノがここにも咲いていました。目線がどうしても下にいく。

  

銅山越えまでは牛車道を歩きます。ここをあるくと先ほど立ち寄った蘭塔婆など含め景色が良いところが沢山みられます。

     
    
「アキグミ」                    「マツ」花の時期にこうしてみるのもいいものです。

  

ツガザクラの咲いていた10日くらい前までは左手の岩場は真っ白だったらしいです。歩いていると咲き残りの花が所々に見えます。

     

アカモノとツガザクラが混在しているところもあり嬉しい事。ツガザクラは盛りを過ぎているので若々しいアカモノと一緒に撮ると余計にみすぼらしく見え気の毒でした。両方見て思ったのですがツガザクラは凛としていて好き、アカモノは可愛いから好きなのだなということです。

  

アセビの葉の赤に対比すると緑は目立つ。歩いてきた道はうねうねと続いている。

        

ずっと続くアカモノ。道の両側にある。

      

  

露頭・・地表に現れている鉱石。
  
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玄関先とショウブ

2008-06-08 | Weblog
今日は天気予報だと雨のはずだった。起きてみるとまずまずの天気!となると普段なら山に行くのだが、そうはしない。しばらく庭に手を入れていないのでこんな日は精出してやる事にした。かなりの時間やったのだが何ヶ月も放ってあったので片付かない。4時半で終わりにしたが綺麗になったのは玄関周囲だけ。東西南北の庭の草を抜き、肥料やり、剪定が終わるのはいつの事か~~。連れ合いも剪定をしてくれたがまだまだ先は見えない。

  

  

  

片付いたと言ってもこれ位です。    

ブログ更新今日も出来ないわ。疲れて肩ががたがた。昨日に続き早く寝ます。ごめんなさい。明日は西赤石の続きUPしますね。
今日の夕方買い物に行く途中でショウブ園に立ちよりました。写真ご覧ください。

  

  

高知の稲はもうこんな大きさになっています。南国市の場合は大体3月末~4月初旬に植えつけるので6月になると60センチ以上の高さです。香川なんかだと6月中・下旬と聞きました。同じ四国でも違いますね。

      

昔は、もっと広く、手入れも行き届いていたのですが世話をしていた方が高齢となり縮小されたのでちょっとさびしいです。

  

でも、家からすぐ近くで季節を感じる事が出来る「ショウブ」を見ることが出来るので毎年立ち寄ります。

      

販売もしていたし、名札もすべてにあったのですが今はそれが無いです。無料で開放していますので買い物の行き帰りに寄れるのは幸せです。
今年は少し汚くなったのがあるので来年はもう少し早く見に来るべきですね。

  

  
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ヤマアジサイ

2008-06-07 | Weblog


いくつか植えている中のお気に入りです。

植物についての講演会に出かけますので更新は夜になると思います。

山に出掛けて帰宅しても疲労感は無いのですが今日はとても疲れてしまいました。講演会だけなら何と言う事はなかったかもしれませんが、午後は息子の学校で面談があったのでちょっとおしゃれして出かけていたのです。それが原因での疲れです。登山靴なら何時間も歩けるのですがハイヒールは無理。更新せずに早く寝る事にします。お休みなさい~~

もう一枚アジサイを見てくださいね。これは名前を覚えています。「クレナイ」植えて4年経ちようやく沢山花をつけてくれました

    


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《銅山越え》近世遺跡・花 Ⅰ

2008-06-06 | 2008年花散策
山野草

一昨日は、アカモノの花ばかりでしたが今日からは風景・花を見ていただこうと思います。ここに来るのには高知を出てから川之江まで高速道を利用し、それから銅山川沿いに走り日浦に至るコースがあります。それでも良かったのですが、新居浜迄高速道を走り日浦に入りました。帰りに川沿いコースを使う事にしました。途中には、ウツギ・エゴノキの花が目に付きます。6月4日、この時期には当たり前に咲く花ですから当然ですが、それがとても美しいのです。

   

確か3年まえだったと思いますがアケボツツツツジを見に西赤石に登っています。その時とは隔世の感があります。驚くほど登山口付近が整備されています。
(花の写真は、開花場所を特定できないように順番に入れていません。珍しい花は盗掘に逢う可能性があるので危険回避です。)
   
「コバノフユイチゴ」下山時に綺麗に開花していた。なかなかこうしてみると綺麗。葉に特長があるので覚えやすい。
        
山の中にレンガ造りの建物出現。小足谷接待館跡地。  クルマムグラの群生

  

「コツクバネウツギ」ウツギと名がついているのに幹は空洞ではない。科が違うせいもある。しかし、調べてみるとウツギと名がついている植物が多いのには驚いた。それだけあの白い「ウツギ」が一般に知られていた植物だということだろう。登山口に近いところでは散ってたが西山頂上ではまだ開花していなかった。

       

人が居ると道の広さがわかります。学校前の道ですから広いとは想像できますが山の中にこんな綺麗な道があるのは知らなければ驚きますよね。

       
読みにくいかも知れませんが読んでみてください。
  

明治32年には在籍生徒数298名とある小学校跡地。大正5年に廃校となってその後植えられた木が整然とならんでいます。

  

水の色はエメラルドグリーン、量も多く梅雨時ですが川のお陰で蒸し暑さを感じず登る事が出来ます。

     

「コフタバラン」小と名がついているだけある小さいラン。2つの葉もなかなか可愛い。全長10センチあるかないか?。花を見るには拡大鏡が必要な大きさのランです。

 歩き出してからすぐからアカモノを見ていますが写真を撮らずに歩いていました。苔が綺麗なので苔を写したのですが失敗?

      

休憩場所のダイヤモンド水到着。歩き始めて1時間も掛かりました。建物の前に掲示されている文章を丁寧に読み、写真を写しながら来るとこんなものでしょうか。登山として歩くのなら40分が標準タイムみたいです。ここが初めての人はゆっくり来るのをお勧めします。年中枯れない水場だそうで夏場にはここで(ソーメン流し)をしたこともあると同行したHさんが言っていました。ひと休みするこの周辺にもアカモノが多く見えます。上にいけばもっと有るだろうと期待が膨みました。
 

   

  

 


  
 
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花散策《徳島/東尾・出羽Ⅱ》

2008-06-05 | 2008年花散策
山野草
6月1日歩く
アカモノを見てもらいたくて昨日は飛び入りさせましたが徳島花散策を続けます。
  
「ヤマボウシ」は前に自宅近くのをUPしましたがここではまだ盛りでした。平地と比較すれば1ケ月も開花時期が違うのですね。2度も見られて幸せです。
後ろは、深い渓谷・その向こうには大岩があり岩には白い花が咲いていました。白い花は、セツコク・フウランなどの着生ランみたいでした。どうやっても辿り着けない場所だからこそ残ったのでしょう。望遠レンズがないと見られないのが残念です。
         

   
「タチシオデ」雌雄異株。上が雄。出羽には沢山ありました。
   
「チャボシライトソウ」これも出羽。電池切れで撮影できなくなったのでモチモチさんにお願いしてお借りした画像です。シライトソウより小さいのでチャボなのですが糸が白くないので??土質の関係でしょうか。



「ツクバネ」東尾でジンリョウユリを見ていたら妙に気になる優しい色合いの木の葉があった。見ると小さい花が咲いている。それが上です。あまり小さくて花は見難いのですがそれなりに可愛い。もっと見ているとあれ?同じ葉なのに先にだけ着いていて違うものがあるとなったわけです。近くにいた方に尋ねると「お正月に出荷」していたと言う答えが返ってきました。チラッとツクバネなんとか・・?と言う言葉も出てきたので帰宅後調べたわけです。
下の画像を見ると名前の由来がわかりますね。秋になれば実が着きもっとツクバネらしくなり目立つのですがこの季節はわかりにくい。お茶をする方にはお正月に使用する植物として珍重されるとのことです。これも雌雄異株。そして驚く事に木でありながら半寄生植物。他の木の根から養分をもらうのだそうです。
検索をして秋の様子を見てください。ツクバネそっくりです。沢山あるここで見たいのですが前にも書きましたがここは普段は閉まっている。秋に入れないのが残念です。でも、葉を覚えたしツクバネそっくりの実もわかったのでどこか秋に山に入ったらこれを探す楽しみが増えました。
    
「ズイナ」これも名前がわからず苦労した木の花です。道路の上の方で見たことがない白い花がある。さて?5人とも知らない。なんとか写して花に詳しい蘭ちゃんの掲示板に貼り教えてもらいました。それほど見かける花ではないのでこれも嬉しい出会いでした。それもトイレ休憩の為に立ち寄った場所でぶらぶらしていて見かけたのですから花との出会いは何処にあるかもしれません。花散策の時は、眼を皿のようにしている私です。
      
「モチツツジ」これは皆さんご存知。高知でも見かけますね。
日当たりの良い斜面・林の縁に生えていて淡紅紫色の花は美しくて目立ちます。高知に住む私にはおなじみでも、分布域は、日本全体でみると狭いのです。見知っているから全国にあるというわけではないのです。 ガクと花柄に腺毛が密生して非常にネバネバしているのでモチツツジと名がついたので確認しようと触ってみました。すると本当にネバネバしていました。納得する名前です。ヒラドツツジなど多くの園芸種のツツジの元になったツツジだそうです。直径5~6cmの漏斗形をしているので、縦に写してみました。上側に深紅色の斑点があるのが目立ち余計に綺麗に見えます。最近は沢山咲いているのを見たことがなかったので懐かしくて嬉しかった花です。
    「コゴメウツギ」 
空木と名が付くが、 ウツギなどのユキノシタ科の仲間と違い、バラ科の低木。やはり枝や幹に空洞がある。この花を見ると、コゴメ(小米)の意味もわかる。小さい上に、白い、そして風にゆれて写せない~~。でも、好きなんですよ。小さい花は気にかかる。
         「ヤマハタザオ」これも小さい。初めて会いました。

    
「ツチグリ」説明しなくても見てわかる名前のつけかたですね。「地方によっては小さい時土の中から掘り出して中身を食用にする」という事です。
結構美味しいみたいです。木の実みたいですがキノコです。タコの様にも見えますね。食べたいような、食べたくないような微妙な気持ちを持ちました。これも初めて見ました。
   じっとジンリョウユリを見る私。

出羽はこの様に割と平坦な場所に見られるのでどなたでも楽に見ることが出来ます。東尾は、山道を少し登らなくてはなりません。それにシーズンが短いです。ジンリョウユリの季節に是非訪問してください。
ユリだけでなく、それ以外の沢山の花とも出会えますよ~~。  

  

 

  

  
  
         

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《銅山越えⅠ》アカモノ花見

2008-06-04 | 2008年花散策

山野草
先日登った山・西赤石には珍しい花が沢山ある。その中でツガザクラは見てきた。でもアカモノは時期が少しずれて咲く花なのでまだ少ししか開花していなかった。それで今日、満開の情報があったので出かけてきた。

        

見事に咲いていた。日浦登山口を歩き出して10分くらいのところからボツボツ見えだしたのだがその後銅山越えまでずっと見ることが出来た。

   

基本的にうつむいて咲く花なので中を見ることは難しいのだがたまにこうして上をむいているのもある。

   

後ろに見える苔が広がるとアカモノが育たなくなるので、抜いて育ちやすくしている方と出会った。その方は、シキビ・線香を持ち銅山でなくなった方を供養している場所に手向けていた。頭が下がる。

     

銅山越えに近くなると色が赤みを帯びたのが多かった。

     

白いのはこんな風。

   

道ばたにずっと 一面に咲く姿はとても可愛くて赤い帽子をかぶった人形の様に見えた。

アカモノというのは「赤桃」が訛ってなったようです。赤い実が着くから「アカモモ」~アカモノですね。

高山の林の縁,岩場などの日当たりのよいところに生える樹高10~30cmの高さのツツジの仲間でなんとこれが常緑「低木」。同じ仲間に「シラタマノキ」がありそれと対比して「アカモノ」とも言われます。

釣鐘形の白い花を下向きに咲かせる。でもたまに変わり者がいて写す方は助かるんですが・・

果実は赤く熟してから食べると美味しいらしい。ジャムにして食べて見たら美味しいと聞いた。けど小さいからよっぽど沢山集めないと駄目なような気がする~~

心配していた天気はおもったより良くて、下山してからぽつぽつ降った位で青空も見られた時もあり上等でした。満開のアカモノを充分楽しめました。
     

   
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花散策《徳島県/東尾・出羽 Ⅰ》

2008-06-03 | 2008年花散策
山野草
6月1日に歩く
ジンリョウユリの咲くここ東尾と出羽地区は蛇紋岩の土地なので固有種も多い。それに自然に恵まれ(過ぎて動物が多く食害にあうわけだが)沢山の花を見ることが出来た。名前を順次調べているのだが属する科が不明だと探しようがなく苦労しています。今日、わかった分だけを見ていただきます。
  
紅の色が濃くてかなり山のなかでは目立ちました。
  
「ベニバナコツクバネウツギ」色が飛んではっきりしていませんがこんなに咲いていると自宅庭に植えてみたい木ですね。今で見たことがなかったウツギです。
      
ウツギはこの季節何処にでもあり白い色で山道を照らし、ずっと目を楽しませてくれる花木。これはやや盛りを過ぎていますが雰囲気が優しかった・・「マルバウツギ」
  
花にも早生・晩生があるのでこれは晩生ですね~~。目を引く美しさ。
  
「イワマツ」岩などの土があまりなさそうなところに生えそれでも育つ生命力お旺盛な元気もの。石垣にびっしりついていました。
自宅の庭の片隅の小さな鉢にありますが、よく水遣りを忘れ「枯らしたかなあ?」と思いつつも水をやると又元気に育っている。
  
「ハナイカダ」この前の皿が峰のは雄花だったがこれは雌花なので実が付いている。
  
「ヤマアジサイ」先のほうにかすかに赤みがさしている。これが1週間もすれば驚くほど綺麗になるのよね~~。でもここはネットの中なので入れない。誰にも見られずにこの山の中でひっそりと咲く。土質の関係で特に赤くなりそうな気配がする。見てみたい。
      
「アオテンナンショウ」全身緑の色をまとい立つ姿は緑の多い中では目立たない。特異な形はしているけれども・・。他のテンナンショウは気持ちが悪いと思う人が多いだろうがこれは大丈夫ではないかな。
 
「コナスビ」良く見かける花だがここは一面あったので驚いた。・・群生といっていい状態。なかなか整った形をしているのに気が付いた。普段は「コナスビか~~」と言って通り過ぎるだけで写したのは初めてです。一つでは弱くても沢山あると強くなるという事ですね。
ちょっと変わった名前の由来は花後の実がなんとなくナスに似ているからですが、それほど似ているとも思われません。5ミリほどの小さい実ですので見かけたら観察して下さい。科を調べて驚きました。サクラソウ科でした。
        
マツは珍しくもなんともない。けれども「ド 根性マツ」は珍しい。ガードレールのポールの下で舗装され、土もなかろうに育っていた。

何を悩んでいるのでしょうかね。多分「この花の名前・・・???」同行した方が写してくれるこんな姿はとてもありがたいです。モチモチさんありがとう~~

両側のネットのお陰でジンリョウユリが守られています。でも、ネットを張りすぎて全面を覆うと受粉できなくて生育に支障が出ると守っている方が言っていました。
  
   


 
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ジンリョウユリ

2008-06-02 | 山野草
山野草
徳島花散策6月1日②
昨日花の先輩で先生と思っているモチモチさん夫妻にお願いしてジンリョウユリを見に連れて行ってもらった。東尾地区のと農村レストラン出羽の二箇所をまわった。

ジンリョウユリは徳島の神山町と木沢村の一部地域に生えて居る。少し遠いけれども花に惹かれていってきた。徳島より他に静岡にも稀に少しあるササユリの仲間であるが、少し変わっている。分布が蛇紋(じゃもん)岩地に限られているし、ササユリより香りが強い。香りが良いし色が綺麗なのでとにかく美しい。

手厚い保護の成果が上がりかなり多くなっていると、モチモチさんが言った。4年前とは比べ物にならないほどあるそうだ。これほどあるとは思っていなかったので驚き、保護をされている方に感謝しお礼の言葉を皆で言った。

葉の縁の白が綺麗。
 
 保護をする前に盗掘され激減し絶滅危惧種に指定されている。花色はピンクで薄いのも濃いのもある。保護をされている人のお話によると開花初期は薄くてだんだん色が濃くなるそうで二度楽しめるとのこと。見ると確かにそうだった。個体差も多く濃淡色々あった。香りはササユリより強くてゲートをくぐって群生しているところに入ると甘く妖しいと言えばいいのかな~、香りに包まれた。小さいのは一輪の花、大きいので三輪程度の花をつけていたのも見られた。花の時期は5月下旬から6月上旬なのでユリとしては早咲きだ。
香りも良いし色も良いその上立ち姿もいい。細長いササのような葉は白く縁取られていて茎がすっきりと立ち上がる先にピンクの花が咲く。ササユリも大好きな花ですがこれは又特別な花だ。今年は例年よりずっと多く咲いているのでここ東尾も普段より長く開放し見せてくれたのだそうだ。6月1日までとの情報だったので間に合った。
      
神山町(旧神領村)の植物学者伊延敏行が神領で採集したものに、東京大学の本田正次先生が「ジンリョウユリ」と命名した。
            
ジンリョウというのは採集地が神領町なのでそれで名づけられたがもう少し素敵な名前が、ロマンある名前がほしいと思うのは私だけかな。       
       
 自然に生育している状態では、毎年同じ根から茎が出て花をつけ、年を経るにつれて草丈も大きく、花数も多くなる。しかし、茎から採ってしまうと翌年は小さくなり、これを繰り返すうちに消えてなくなってしまう。
     
蕾までもすっきりしている
                 
花色は基部ほど濃い

東尾を見てまわり出羽に行くと又違った風景が広がった。ここは囲いがなくもっと自由。花が小さいようだ。でもここも花数が多い。しかし、残念ながら撮影し過ぎでもう写せない!!がっくり~~。
一枚辛うじてアルビノ・・白のジンジョウユリだけを写した。
     しかし、残念。ここまで来て沢山咲いているのに写せないのは悔しい。自分の不注意だから仕方ない。これからは予備の電池を持ってこなくてはと反省。SDカードを持っていて電池切れではどうしようもないわ。

長時間運転してくださったモチモチさんありがとうございました。それにお喋りにお付き合いして下さってありがとう。木々を眺めながらのTさん夫妻持参の美味しいコーヒー・お菓子の食後の一時も思い出になりました。
楽しい長い一日でした。疲れて(喋り疲れ?)で百合の夢を見るつもりだったのに見ずに寝てしまったのが残念です。

山登りもいいけれど、花散策も楽しいです。




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オオヤマレンゲ

2008-06-01 | 山野草
山野草
徳島花散策① 6月1日

徳島県までユリを見に行って来ました。見事でした。ユリの写真を写しすぎ他の珍しい花が撮影できませんでした。でも、オオヤマレンゲは写せました。ユリは整理するのに時間が掛かりますので先ずは、今年お初のオオヤマレンゲの初々しい姿をご覧ください。

  

まだ完全に開花していませんので下から覗き込んでみました。

  

葉の上で一休み。休憩を取ったら明日は「咲くぞ~」~と言っているようです。

  

目鼻をつけて顔にしてみたいと思いました。

この木は、種を撒いて育てたそうです。山の中の小さな農村レストランの庭にありました。植栽されているのですが自然な感じでありましたので気持ちよく花を楽しむことが出来ました。

  

  
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