先週行ったエコプロの内容紹介をしようと思います。
まず、今年も印象に残ったものとしては、現在、巷で話題になっている「コオロギ食」に関する展示です。
コオロギ食品に関しては、昨年のエコプロでも展示されていたものでした。
今年は中学生などがたくさん見学していました。
これからは、動物の肉に代わる食料として、タンパク質などに優れた昆虫が注目されており、その中でもコオロギを養殖して食料にしようというものです。
コオロギは、牛や豚などの動物に比べて、エサや水なども少なくてすみ、二酸化炭素の排出量も少なく、効率よく育てることができるということだったと思います。
その辺の内容は今回は詳しくは見なかったのですが、コオロギ養殖室が展示されていたのは、衝撃でした。
うわあ、生きたコオロギが大量に居ます。
卵の紙のケースがならんでいますが、その間や周囲にたくさんのコオロギがうごめいていました。
ここでは、キャベツを食べていますが、通常もキャベツや、その他の野菜、タンパク質のあるエサも食べさせるそうです。
こうやってみると、正直な感想としては、あんまり気持ちのよいものではありません。
黒い昆虫というと、つい、あれ(G)との共通点が多く、連想してしまいますね。黒くて羽根があって、足が6本で触角がありメスはお尻に卵を産む管が付いております。
ここにいるコオロギたちは、かなり大きく立派なものでしたが、実はこんなに大きくなったものはもう食べないのだそうで、これらは繁殖のためのものだそうです。
コオロギは数か月で大人になってしまいますが、食べるのは成虫ではなく、5令か6令くらいらしいです。
今、なんで昆虫食なんだ?昆虫なんか食べるのはイヤだ、という意見も多く聞かれます。
私も正直言ってコオロギは食べたくないのですが、まあ、食べたい人が食べて、いやな人は食べなければよいのではないでしょうか。
どんな食糧だって選択の自由というものがありますし、それから安全なものであるならば、それをビジネスとして進めることも自由であるからです。
それが環境に良いと言う理由で勧められることも当然あるでしょう。
ただ、知らないうちに食品に混じっていたら、ちょっと嫌だなあと思いますし、学校の給食で強制的に食べさせられたなんてのもイヤだなとは思います。
コオロギはエビやカニなどの甲殻類のアレルギーの人は食べられないので、その点も注意が必要なようです。
コオロギに関心のある人が多いようで、こちらのブースはかなり混雑していました。
製品については、昨年の内容をご参照ください。
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