名古屋のバスの運転手が、仕事中に切れてしまって、急発進や急加速などの乱暴な運転を繰り返し、乗客は恐怖のあまり全員が降りたとかいうニュースをやっていた。
名古屋の路線バスは、以前にも同じように運転手がいらだった行動をして、問題になっていた。たしかに、その行動をした運転手たちには問題があるとは思うが、日常的にかなりのストレスを受けていたのだろうとも察する。そんな行動を起こすに至っては、よほどの事があったに違いない。
このことへの対応策として「心が弱いので、心の強い人を採用」だとか、「年に1(2?)回の面談」だとか言っていたようだが、そんなことではダメであろう。
私の勤める会社でも、表面はごく平和なように見えるのだが、ある日突然、社員が辞めていた、なんてことがあった。結局、仕事上のことで、会社の方針に納得できなかったり、見解の相違などがあって、本人が、もうやってられない、と思ってやめてしまったのだろう。それまで欠勤などもしたことのない人が、いきなり「今日限り、もう来ません」(○○さんは、昨日限りで辞めましたという事後報告)なんてのは、驚くばかりである。
それで、以前は次々に会社を辞める人たちがいて、その頃月に1回の面談なんてのが始まったらしい。非正規社員は契約更新時の年に1回しか面談はないけど、正規社員は、ボーナスや年度区切りの査定面談のほかに、毎月の面談をやっているので、よくまあ、面談ばかりしている暇があるものだと驚くくらいだ。平社員は1回だけど、管理職は延々と部下との面談に時間を費やすことになる。
でも、確かに「メンタルヘルス」ってのは、近頃重要視されているものであり、大切なことだと思う。普通の会社の場合は、うつ病などが増えており、本人が悩みを抱えないという意味でも面談が行われるようだが、バスの運転手さんなどは、人の命を預かっている仕事であるから本人だけの問題ではない。運転手さんは、お客へのサービスにも気を使い、しかも常に安全に気を配って、時間通りの運行などにも神経を使っているのだから、日常的にかかっているストレスは相当なものだと思える。しっかり心の健康管理をしなくてはいけないだろう。
事故をさけるために急ブレーキを踏んだら、バスの中の乗客が転んでけがをしたなんてこともあるから、思うようにブレーキも踏めないし、ブレーキを踏まなければ事故を防げないし、質問してくるお客に答えていると、他の客が早くしろなどと文句を言ってくるし、もういったいどうすればいいんだ、と切れてしまう気持ちはよくわかる。
よほど人間が出来た人でないとダメだろう。
私も、最近なにかとイライラしていて、人に向かって非難をしたりしてしまいがちだが、「自分は悪くない、相手が間違っている」と思えば思うほど、ストレスがたまるし、思うように事が運ばないという悪循環に陥る。
「まあ、いいじゃん、許してやれ」と寛容な心をもたないとダメらしい。
心の広い人、温かい心の人、・・・そういう人になるのは、なかなか難しことであるなあとつくづく感じる。
名古屋の路線バスは、以前にも同じように運転手がいらだった行動をして、問題になっていた。たしかに、その行動をした運転手たちには問題があるとは思うが、日常的にかなりのストレスを受けていたのだろうとも察する。そんな行動を起こすに至っては、よほどの事があったに違いない。
このことへの対応策として「心が弱いので、心の強い人を採用」だとか、「年に1(2?)回の面談」だとか言っていたようだが、そんなことではダメであろう。
私の勤める会社でも、表面はごく平和なように見えるのだが、ある日突然、社員が辞めていた、なんてことがあった。結局、仕事上のことで、会社の方針に納得できなかったり、見解の相違などがあって、本人が、もうやってられない、と思ってやめてしまったのだろう。それまで欠勤などもしたことのない人が、いきなり「今日限り、もう来ません」(○○さんは、昨日限りで辞めましたという事後報告)なんてのは、驚くばかりである。
それで、以前は次々に会社を辞める人たちがいて、その頃月に1回の面談なんてのが始まったらしい。非正規社員は契約更新時の年に1回しか面談はないけど、正規社員は、ボーナスや年度区切りの査定面談のほかに、毎月の面談をやっているので、よくまあ、面談ばかりしている暇があるものだと驚くくらいだ。平社員は1回だけど、管理職は延々と部下との面談に時間を費やすことになる。
でも、確かに「メンタルヘルス」ってのは、近頃重要視されているものであり、大切なことだと思う。普通の会社の場合は、うつ病などが増えており、本人が悩みを抱えないという意味でも面談が行われるようだが、バスの運転手さんなどは、人の命を預かっている仕事であるから本人だけの問題ではない。運転手さんは、お客へのサービスにも気を使い、しかも常に安全に気を配って、時間通りの運行などにも神経を使っているのだから、日常的にかかっているストレスは相当なものだと思える。しっかり心の健康管理をしなくてはいけないだろう。
事故をさけるために急ブレーキを踏んだら、バスの中の乗客が転んでけがをしたなんてこともあるから、思うようにブレーキも踏めないし、ブレーキを踏まなければ事故を防げないし、質問してくるお客に答えていると、他の客が早くしろなどと文句を言ってくるし、もういったいどうすればいいんだ、と切れてしまう気持ちはよくわかる。
よほど人間が出来た人でないとダメだろう。
私も、最近なにかとイライラしていて、人に向かって非難をしたりしてしまいがちだが、「自分は悪くない、相手が間違っている」と思えば思うほど、ストレスがたまるし、思うように事が運ばないという悪循環に陥る。
「まあ、いいじゃん、許してやれ」と寛容な心をもたないとダメらしい。
心の広い人、温かい心の人、・・・そういう人になるのは、なかなか難しことであるなあとつくづく感じる。