今日は2月1日。
昨日1月31日で、昭島のフォレスト・イン昭和館が営業を終了しました。
1998年から26年間の営業だったそうです。ちょっと短いですね。
昭島のモリタウンが開発されたのは1984年だったそうで、それよりも後にできたようです。
なんで不動産が売却されてしまったのか・・・それなりにお客さんもいたようなのに・・と思ったのですが、人手不足もありそうというコメントを頂き、私も同感しました。
以前、最後に訪れたときに、ロビーの喫茶コーナーでケーキとコーヒーを飲食しようとしてケーキが完売していたのでやめたということを書きました。
実は、あのとき、コーヒーだけを飲んでもよかったわけですが、それをしたくない気分になった理由があります。
というのは、あんまりマイナスイメージを書いては悪いと思ったので書かなかったのですが、今はもう閉館してしまったので営業妨害にもならないと思い書きます。
喫茶コーナーには、働く人の気配はなく、レジのところに呼び出しボタンがありました。
用のある人はそれを押すようにとの記載を見て押して待ちました。
するとほどなく従業員の方が出てきたのですが、カウンターのところにある客が飲み終えたカップ数組などを片づけ始めたのです。
あれっ?呼び出しボタンで出てきてくれたのではないのかな?と思い、でもお客がカウンターの前に立っているのを見たら対応してくれるだろとうと思ったのですが、こちらが透明人間のように何の反応もしてくれません。
飲食後のカップの載ったトレーを2個くらい移動したあとを見はからい、こちらが「すみません」と声をかけ「呼び出しボタンを押していたんですけど注文お願いできますか?」というと、「少々お待ちください」とのお返事。
ああ、ボタンの呼び出しには気づかず、関係なくカウンターの食器を片づけに出てきていたのか、と思ったわけですが、こちらが待っているのをそのままに、さらに別の食器を片づけ続けました。
それを移動してからやっとレジのところに来て注文を聞いてくれたわけです。
で、まずコーヒーを2つ注文し、ケーキはどうやって注文するのか?と聞いたのでした。
ケーキはテイクアウトできると書いてあり、でもメニューも見本もないため、お客がレストランのセントロのほうに行って自分で買ってくるのかな?と思ったのです。
そうしたら、ケーキは売り切れですというのでした。
ケーキが売り切れたのは仕方ないのですが、ここまでの対応の様子から、コーヒーを売るのもあんまり乗り気じゃないようですし、これで注文してもおいしいコーヒーが出てくるという感じがしません。
それで、ケーキがないならコーヒーもやめますということにしました。
結局、気分を害したのでコーヒーを飲まなかったというのが正直なところです。
これも結局人手不足なわけでしょう。もう閉館日が近づいていると従業員も転職したりしてしまい人材も減っているのかと思いますが、もともと微妙に郊外のホテルであり、都会でもなくリゾート地でもないので、労働者もあつまらないのかもしれません。
食器を片づけるのが滞っている。それを片づけるのが先。
もともと接客のスキルが伝授されていない従業員。
コロナ禍もあって、昭島に限らずサービス業の人材が減り、質も低下しているように思います。
普通、ホテルっていうのは、お客に対して神経を張り巡らしているというのが普通ですが、あまりにも無頓着な印象でした。
呼ばれたらやる、要求されたら対応する、聞かれたら答えるという後手後手ですね。
それでも、今日は既に閉館してしまったんだなと思ってまたパソコンで検索してみたりしたのですが、先週末などは満員で、予約がないとブッフェなどは全然無理だったし、ロビーの喫茶コーナーもすぐにケーキは売り切れて長蛇の列だったそうです。
最後の華をかざり、みんなに惜しまれて営業終了したようですね。
今後はこの一帯が物流センターになるそうですが、できれば次の所有者が建物を残して飲食店などに再利用してくれたらなと思います。(はかない望みか)